こんにちは。鈴木貴之です。
ChatGPTの登場により、ライターやマーケターの仕事がなくなるのではないかという懸念の声が上がっています。
しかし、私はChatGPTはライターやマーケターにとって追い風になると考えます。
ChatGPTがライターやマーケターの追い風になる理由
知識ビジネスの核は「誰」の部分に集約されています。
知識の価値には「本質的価値」と「知覚価値」の2つがあるということをご存じでしょうか?
本質的価値とは、ライターの場合は文章そのものが持つ価値です。
知覚価値とは、ライターの場合は「誰が書いたか?」という部分だと考えるとよいでしょう。
全く無名の人と有名な人が全く同じことを言ったとしましょう。
その際、どんなことが起こるかというと、有名な人が言ったことは大きく取り上げられ、信じる人も多く出てきます。
でも、無名な人が言ったことは見向きもされません。
本質的には無名な人が言ったことの方がよりその文章の読み手に取って価値があることでも、人は有名な人が言ったことに心が惹かれます。
そしてここからが重要なのですが・・・
ChatGPTによって本質的価値はどんどん下がっていくでしょう。
本質的価値が高い文章を誰もが作れる時代が来ているからです。
でも、知覚価値をChatGPTが作ることはできません。
それは、「人」だけが持つ特権なのです。
(もちろんいずれはAIが書いた、ということ自体に近く価値が生まれる可能性はありますが・・・)
ライター・マーケターはChatGPTを活用して、知覚価値を高めるべき
ChatGPTは、マーケターが自分の強みや個性を活かして、新たな価値を生み出すためのツールになるでしょう。
誰もが同じような本質的価値を持つ文章やマーケティングプランを出せる時代が来るかもしれません。
でもその中で差を出して行くには、あなた自身が付加価値となる近く価値を高めていく努力をする事が大切なのです。
補足:ChatGPTを味方につけるには、質問力を磨く必要がある
ChatGPTは、AIが質問に答えてくれるサービスです。
これにより、これまでは専門家しか知らなかった知識が、誰でも簡単に手に入れられるようになります。
ライター・マーケターはChatGPTを活用して本質的価値を高めつつ、知覚価値を高めるべきなのはすでに述べました。
そうすることで、自分の価値を最大限高めることが可能となります。
ただし、ChatGPTの価値を最大限高めるのに重要なことがあります。
それは、ChatGPTを味方につけるには、質問力を磨く必要があるということ。
ChatGPTは、聞かれたことに対する答えをネットから探してきて答えてくれるだけ。
そのため、どんな質問をAIにするかで、どんな答えが返ってくるかが決まります。
自分の知りたい情報を探すために、どんな検索キーワードを入れればいいか?みたいな検索リテラシーと似ているかもしれません。
あなたの質問力がそのままChatGPTをどれだけ活かせるかに関わってくるのです。
もしあなたがChatGPTをココナラブログの執筆に活かし、ココナラでの収益を上げていきたいとお考えでしたら、下記の動画講座がおススメです。
どのような質問をするとココナラブログをSEOに強いブログにしていくことができるのか、ということをお話しています。
当講座では、ChatGPTにどんな質問を投げかければよいかをお伝えしています。
基本的にはこれらの講座でお話している質問をそのまま、あるいはアレンジしていくことで最大限の結果を得ることができるようになります。
また、講座では、そのテーマに沿った本質的な話もするようにしています。
なぜなら、それをせずにいかにChatGPTの活用だけを伝えても、その本質的な価値は引き出せません。
それはたとえて言えば「ナビゲーションシステムに頼り切ってしまうことで、基本的な方向感覚や地図を読むスキルが低下してしまう状況」に似ています。
ナビゲーションシステムは非常に優れたツールです。
知らない土地でも最短距離で目的地に連れて行ってくれます。
でも、その途中にある「もしかしたら旅路をより楽しくしてくれるもの」を見逃している可能性があります。
自分で情報を収集し、そしてそこから発想した「回り道」こそが旅のだいご味であるかもしれないので、いつでもどこでも最短距離だけを表示され、それに従ったら、(自分が気づいていないだけで)つまらない旅になっているかもしれません。
つまらない文章、つまらないマーケティングは成果につながりません。
誰の興味も引けないつまらないものは見向きもされない=文章が読まれない=興味も欲求も育てられない、だから行動してくれないからです。
「本質的なお話」は正直言うと固いお話に聞こえるかもしれません。
でも、あなたに直線距離だけじゃなくて、「回り道」をしてでもその過程を楽しみ、ツールが教えてくれない「発見」をしてもらいたく、そういうお話をしています。
本質を知った上で、ツールが使えるようになる。
これが最大限「本質的な価値」を高める方法です。
これをAIの助けを借りてできるようになれば、あなたはより重要な「知覚価値」を高めることに時間と労力を使えるようになります。
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