こんにちは!シンガー兼BGMクリエイターとして
音楽活動をしている「ちゃもろ」と申します。
ココナラではBGM制作のご依頼を昨年から受けはじめ
今までで30件ほどお請けしたのですが、
今回は「ボイストレーニング」について書かせて頂きます。
今まで自分が、主にシンガーとして培ってきた経験を皆に共有したい。
そして歌うことが楽しい!
と思う人が1人でも多くなるように、お伝えしていきたいと思います。
ぃよろしくお願いいたします!!
さてさて
「ボイストレーニング」って聞くと
プロの歌手がものすごいスパルタなトレーニング受けているみたいな、
ちょっと取っつきにくい・・・そんなイメージありませんか?
僕は18歳の時に、音楽の専門学校に通い始め、
そこから2年間ボイストレーニングを授業で受けていました。
卒業後も自身でトレーニングを続けながら、
シンガーとしての活動も続けて、もう20年ほど歌っています。
「死ぬほど上手!」というわけではないけれど、
自分の歌を自分なりに表現できるようにはなっている
と自負しています。
まがりなりにもシンガーとして活動し、
トレーニングを続ける中で思ったこと。それは・・・
ボイストレーニング ≒ 筋力トレーニングということです!
歌には、たしかに難しい技術も存在します。
それを身につけるにはハードなトレーニングも必要です。
ですが、想像してください。
腕立て伏せ、腹筋、背筋、などの筋トレがあります。
普段トレーニングしてない人が
「はい!腕立て・腹筋・背筋各100回!!」
って言われてもできないですよね^^;
最初は誰もが少ない回数や軽い負荷でやりはじめます。
ボイトレもこれと同じです。
歌うために必要な体の使い方などを知って
少しずつでもトレーニングしていけば必ず上達します。
そしてなんと!
歌が上手くなるための一歩目は歌を歌うための筋力アップです!
変なテクニックとかは二の次、三の次です。
つまりこれが
ボイストレーニング ≒ 筋力トレーニングということです。
ちょー簡単な、誰でも出来る、でも続ければ歌が上手くなる。
そんな初心者向けのトレーニング方法をお伝えしていきたいと思います。
「音痴」「カラオケが嫌い」「声に自信がない」
という方は、ぜひ実践してみてください♪
さてさて!
前置きが長くなりました。
今回は、初歩の知識と、トレーニング方法をお伝えしていきます!
今後ブログを何回かに分けてお伝えしていきますので、
どうぞお付き合いください^^
<知識その1>必要な筋肉について
歌に必要な筋肉は、ざっっっくり分けると3つです。
①胴体の筋肉
②首(声帯)の筋肉
③顔の筋肉
息は肺から出てきます。
なので安定した呼吸を支えるのに胴体の筋肉、腹筋・背筋が必要です。
ちなみに、腹筋ばかり鍛えても効果は薄めです。
そして「息」が声帯をとおって音程を持った「音」になります。
これも安定させるには首回り、声帯の筋肉が必要です。
そして「音」を「歌」に変えるには、口や鼻などで良い響きにしたり、
言葉にしますので、顔回りの筋肉が必要です。
<知識その2>「歌」の要素(歌が下手という理由)
これもまたざっくり分けると3つあります。
①音量(大きな声が出ない)
②音程(高い声・低い声が出ない、音がズレる)
③音長(息が続かない)
今後、お伝えするトレーニングがどの要素に役立つのか
という点も書いていきたいと思います。
とくに「音程」は自信をなくす大きな要素だと思いますが、
安心してください。必ずよくなります!!
さあ、二つの知識をふまえて・・・
<トレーニングその1>低音・高音トレーニング
さて、今回は低音と高音のトレーニングについてです。
ボイストレーニング ≒ 筋力トレーニングとは書きましたが、
普通の筋トレを黙々とやるわけではありません。
今回お伝えするのは、動物の鳴き声の真似です。
これは主に、歌の要素「②音程」に繋がってきます。
まず、「低音」ですが
カエルとアヒルの真似をしましょう。
カエルは、少しゆっくりめに「ゲェーー」というイメージで10回
アヒルも、少しゆっくりめに「グワァー」というイメージで10回
計20回を一日3セット、これだけです。
これだけですが、ただし!
カエルやアヒルになりきってください!
恥ずかしがらずに、思いっきりやりましょう♪
このトレーニングは、低音を出すための首の筋肉が鍛えられます。
そして、繰り返すだけで低音域がしっかり出るようになってきます。
次に、「高音」ですが
フクロウとウミネコの真似をしましょう。
フクロウの「ホォー」という声を10回、
気持ち高めの声をイメージして、少しゆっくりめに。
ウミネコは少し分かりづらいですが、「ミャー」というネコのような
高い声です。こちらも10回を少しゆっくりめに。
(ウミネコの鳴き声が分からない人はYouTubeで調べてみましょう。)
低音と同じく計20回を一日3セット。
フクロウとウミネコになりきってくださいね^^
そして重要なのが、こちらは「裏声」でやってください。
裏声を出すと、自然と高音を出すための首の筋肉が鍛えられます。
・・・
え?
こういうことじゃないって?
もっとちゃんとしたトレーニングを教えてほしい?
そう、思う方もいるかもしれません。
ですが、
ダマされたと思って、まずは1週間
低音20回×3セット、高音20回×3セットやってみてください。
6セットやっても5分ほどで済むと思います。
それだけで
低音がカスカスじゃない太い響きに、
裏声も高音が安定してくるはずです。
個人差はありますが
下手すると、2・3日で効果が出るかもしれません。
さて、今回のまとめですが、
・歌に必要な筋肉が3つあるよ(胴体・首・顔)
・歌の要素は3つあるよ(音量・音程・音長)
・音程のトレーニングで動物の声真似をやってみよう
(カエル・アヒル・フクロウ・ウミネコ)
という内容でした!
初心者向けの内容ですが、
ある程度の歌唱力がある方も基礎練習として、
声真似を空き時間にやってみてはいかがでしょうか。
今回のブログを見て、参考になったよ!
という方はぜひお気に入りしていただけたら嬉しいです♪
ご意見なども、ぜひメッセージにてお待ちしております。
それでは、ちゃもろでしたー!
次回のブログでお会いしましょう♪