テクニックを覚える時間があったら語彙を覚えましょう! TOEIC日記2023.3.24

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こんにちは高橋です。

昨日リスニングの先読みについて書いたので、もう一度「テクニック」について少し触れてみます。

これまで何度も触れてきたようにTOEICは2016年に問題が改定されました。
この改定の際、それまで有効だ、とされたテクニックのほとんどが無意味なものになりました。

例えば2016年以前に出版された本を見てみると、リーディングのパート7は、まず質問の1つ目を読んで本文を読み、答えが見つかったら、次の質問を読み、同じように答えを探すのが一番効率がいい、などと書いてあったりします。

昔の問題は質問の答えが必ず上から順番に出てくる形でした。

だから、そういうテクニックを使うと時間が節約できたわけです。

ほかにも、最後の方の文章に関しては、読まなくてもいい、などということまで、紹介されていたりします。

答えの根拠はそれまでに出ているため、最後の部分は読む必要がなかったということです。

ただし、あなたもよくご存じのとおり今はそんな単純なつくりになっていませんね。

だから、質問1を読んで本文を少し読むなんていうバカなことをやっていたら、時間がかかって仕方がありません。

そのうえ、分挿入問題が加わったこともあり、すべての文章に目を通すことが必須になりました。

文の最後の方に答えの根拠が出てくることもよくあり、それこそ最後を読み飛ばしたら、解答できないことだってあります。

こんなテクニックを真に受けていたら、得点アップなんてとても見込めないということです。

さらに、言うとTOEICは2016年以降も難化しています。

だから今有効だとされるテクニックが明日も有効だと誰もわかりません。

つまり、

そんなものを覚える暇があったら、語彙を鍛えることに専念したほうがよほど点数があがる

ということです。

僕はテクニックの類は一切覚えずに語彙だけ覚えて960点になりました。

時間は有限なので、無駄なことに時間は使わないようにしたいものです。



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