TOEICでリスニングの先読みは本当に必須なの!? TOEIC日記2023.3.23

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こんにちは高橋です。

今日は少しテクニックに寄った話をしてみます。

リスニングのパート3&4を解く際に必須だと言われる先読みについてです。

このパート3とパート4というのは、問題文が流れた後に質問が3つあるという形式の問題です。

質問も問題文の後に読み上げられますが、質問に対する4つの答えの候補は読み上げられません(問題文→質問×3が放送されます)。

普通この両パートについては、質問(とできればその答えの候補)を先に読んでおくことが必須だと言われています。

おそらくこれはリスニングの常套テクニックとして推奨していない人はいない、はずです。

だから、多くの人がそのことを真にうけて、毎回玉砕しているのではないかと思います。

少し皮肉をこめた言い方ですが、実は僕がこの先読みをある程度できるようになったのは、リスニングの点数が480点を超えてからです。

そしてリスニングの点数が満点になった今でも、全問を先読みできているわけではありません。

では先読みしていない問題というのはどうやっているのか、というとひたすら問題文の音に集中するということをしています。

質問を先に読んでそれを頭の片隅に入れながら聞くというのは結構な高等テクニックです。

まして、質問だけ読んである程度のストーリーを想像するなんていうことは、950点を持っていてもそう簡単なことではありません(僕は960点を持っていますがそんなことはできません)。

巷で流布されているテクニックは満点取得者のTOEIC講師の方がやっているから必須だと言われるようになったものが多くあります。

ただ、そういうテクニックが500点の人にも同様に有効だとは限りません。

僕は先読みをしなくても480点になりました(480点になった時点で合計900点は超えました)。

テクニックを駆使できなくても、TOEICに必要な語彙力さえあれば必ず900点は超えます。

『公式問題集』を最新のものから、きっちりと3冊こなして、語彙力を高めるというセオリー通りの勉強をすることがどんなテクニックにも最後は勝ると言えます。



●追伸
TOEICは2016年に問題が改訂されました。

そのときにはそれまで有効だとされたリーディングのテクニックのほとんどが無効になりました。

あなたがまず鍛えるべきはテクニックではなく、英語力そのものだと言えます。

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