日本と韓国、お隣の国ですが、
文化、食文化を始め、考え方も価値観も、常識も、
ビックリするくらい違います。
今日は、食事の際の常識について。
まず、お箸の置き方、日本は横に、韓国は縦に。
この時、韓国はお箸とスプーンが必ずセットで準備します。
(渡韓して間もないころ、箸だけ準備してシオモニ(義母)に怒られました。)
そして、ごはんやお汁のお椀は、手で持って食べないのが基本です。
日本では、お椀を持たないと行儀が悪いと教えられましたが、
韓国では、基本お椀は持ち上げず、お椀はそのままでお箸やスプーンで
口に運んで食べるのが正しい食べ方です。
※っが、最近は、持って食べる姿もたまに見ますが…
そして、、、
最近は、日本と同様テーブルと椅子で食事するのがほとんどですが、
外食先や実家等で、椅子がなくテーブルで床に座って食べる場合、
あぐらをかいて座ります。
「えぇ、あぐらかくの!?」
隣を見ると、みんなあぐら
「片足、立膝を立てて食べてるおばちゃんいるけど、、ええの、それ?」
↑心の声
私は当初、習慣がないのはもちろん、
日本では、女性があぐらや立膝を立てて食べるなんて、、、
はしたない、行儀悪いって教えられてきた固定概念で、
体が適応せずなかなかできませんでした。。。
韓国では、正座する時、誰かに怒られて反省する時や、
「膝を折れ!土下座しろ!」
っという時に、正座するもので、、、あんまり良くとられません。
子供に教育する時も、子供が正座をしていると母親が注意して、
「きちんと座りなさい」と言って、あぐらで座らせます。
私が正座していると、必ずどうしたんだ?と不思議そうに聞かれたり。。。
シオモニ(義母)に、注意されます。。
よく韓国の時代劇で見かける美しい優雅な王妃たちも、
チマチョゴリの中は、足はあぐらだったり、片膝立ててます。
この感覚の違い、、、当初は不思議でしたが、、
私もいつの間にか、
慣れないあぐらも、いまではすっかり超自然に(笑)なりました。
このように、”当たり前”の違いは山のようにありますが、、
続きは、また次回に~