「心の自由」~既成概念に囚われない生き方~

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コラム

人間にとって、一番大切なもの。

それは「自由」である。

よくビジネス系の方々が、「金銭的な自由」について色々と語ってくださっているが、私のアカウントは半分ビジネス系で半分個人アカウントという感じなので、そういうことをここで言うつもりはない。

私が、今日、ここで語るのは「精神的な自由」についてである。
人は心が自由でないと、いくらお金を手に入れても、本当の自由を得ることができない。

お金は大切だ。

お金があれば、できることの選択肢が大幅に広がるだろう。
そして、お金を稼ぐことに罪悪感を感じる人もまた多いので、そういったビジネス系の方々もそこを強調なさっているのだと思う。

その一方で、お金に執着してしまう人々がいることもまた事実だ。
お金お金となって、そのことしか考えられなくなると、それもまた問題である。
まさしく拝金主義の奴隷、金の亡者、というやつだ。

心の自由があれば、そんな風にはならない。
自分自身を大切にし、また他人も大事にする、物事にこだわらず、何物にも囚われない、そんな自由を手に入れることは、誰にとっても憧れであり、目標であるはずだ。

心の自由を手に入れるのに、お金はかからない。

自由な心。

それは、広大な海のような、寛大で深い心である。

様々な物事に興味を持ち、好奇心旺盛で、どんなことにもチャレンジする、生き生きとした心。
そんな心の持ち主は、自分なりの哲学を持っている。

いつも想像の翼を無辺大の空に羽ばたかせているような、そんな人だ。

この世界はどこまでも広く、どの人も本来は自由なのだ。
それが、つまらない学校教育によって、自由な心を奪われ、既成概念の型にはめられていく。
そうやって多くの人が、つまらない大人にされていってしまう。

私たちは、そんな大人であってはならない。

第二次世界大戦の最中にナチス・ドイツに追われ、逃亡生活を送ったアンネ・フランクは狭い隠し部屋の中で、素晴らしい著作を完成させた。
そして、今もそれは「アンネの日記」として世界中に知られている。

彼女に「金銭的自由」はなく、ましてや、「身体的自由」さえもなかった。
しかし、彼女の想像の翼は、確実に、広い広い大空を飛び回っていたのだ。

自由な心はいつでも、どんな苦境にあっても、手にすることができる。

私たちも、既成概念に囚われない、子供のような、どこまでも自由な心を手に入れよう。

それこそが私たちに本当の幸福をもたらしてくれる、未来への道しるべなのだ。


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