最強の覚え方

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テキストを覚えるときに皆さんは、どうしているでしょうか?

多くの人はテキストをまとめることによって覚えるということをしたことがあると思います。

しかし、この方法はテキストをまとめるプロセスによって覚えるので、メンテナンスの点で問題があります。
万一内容を忘れてしまったら、忘れるたびに、そのプロセスを繰り返す必要があります。
つまり、テキストをまた、まとめなければなりません。
まとめる作業をビルの建築に例えるとすると、内容を忘れるたびに、更地からビルを建てなければなりません。
これは、非常に効率が悪いです。

資格試験を受験していた時に、毎年、条文集を新しくして、条文集に書き込みをして重要点を整理していた方がいました。
この努力はムダに等しいです。

まとめたものは、純粋に記憶するだけの方法でメンテナンスをしたいです。
そこで、記憶法の登場です。

まず、自分でまとめてそれによってある程度覚え、ある程度覚えたものを記憶法を使って、その記憶を強固にしていくということをしてみました。
この方法であれば、再度まとめなおすという必要はないということが分かりました。

では、テキストをまとめることなしに、いきなり記憶法でテキストを丸暗記したときと、どちらが早く覚えられるでしょう。
実際に実験してみたことがあります。
結果は、一度まとめたほうが結果的に速かったです。

但し、テキストではなく、授業のノートなどは、既に復習をして、ある程度まとまっている状態になっています。
また、重要なところしか記載していないと思います。
そのため、ノートならば、まとめる手順を省いてそのまま覚えても大丈夫と思います。

また、テキストをまとめることの作業を繰り返しているうちに、テキストに下線を引くくらいで、頭の中で整理ができるように熟達してしまうかもしれません。

つまり、一旦別の紙に整理することは不要と思えだした場合です。

そのような場合は、すぐに記憶法で覚えてしまってもよいでしょう。

実は私の師匠は、直ちにテキストを覚える方法をしていましたので、テキストに下線を引くだけで整理をすることができていたのだと思います。
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