肉用ミオラ使ってみました。

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コラム
この前、味の素のお肉柔らかの素を使ったのですが、
いまいち効果が感じられず、
業務用の物を試してみました。
大塚薬品工業 肉用ミオラです。
業務用なので、500gとたっぷり入っています。
ミオラ表.jpg

(ミオラ正面)

肉100gに対して、ミオラ1gなので、一本で肉50Kg分です。
ハパインというタンパク質分解酵素が入っています。
ミオラ裏.jpg
(ミオラ裏側)

ハパインは、パパイヤに入っています。
ちなみに、パイナップルにはブロメラインという酵素が入っていますが、
ハパインはプロメラインよりも熱に強いらしいです。
今日は、300gくらいのもも肉を3等分して試してみました。
3等分ものを以下のように処理しました
A:ミオラを振りかける
B:ミオラを同量の水で溶いて、その中に肉を浸す
C:何もしない
処理有3.jpg
(左A 右B)

無処理.jpg
(C)

処理してから、1.5時間後に調理しました。
A B Cをフライパンに入れ、弱火で加熱する
肉の中心温度が50度付近でフライパンから出し、肉をアルミホイルにくるみ7分間肉を休ませます。
休めた後2.jpg
(休めた後)

焼いた後2.jpg
(焼いた後)

食した結果、
柔らかのの順番は
B>A>C となりました。

これは、Aの塊が大きかったせいで、火がよく入らなかったことが原因かもしれません。
ただ、1.5時間付けると肉の表面がボロボロになり、
タンパク質が粉になるのか粉っぽくなります。
ボロボロ度はBよりもAの方が大きかったです。
また、漬け込み時間は1.5時間は限界と思いました。
漬け込み時間は1時間くらいにした方が良いようです。

今回の驚きは、何もしなかったものでも結構大丈夫ということでした。
おそらく、肉を常温で放置すると、それ自体肉を柔らかくする効果があるのだと思います。
肉の温度が急激に変化すると、繊維が過剰に収縮して、肉が固くなるのであると推定できます。
また、Aの火入れが適切であったことも原因の一つと思います。

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