フィラリア症の予防薬は何歳まで飲ませればいいの?

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こんばんはnanairaです☺


数日にわたり犬のフィラリア症についてお話してきましたが、最後となる今回のテーマは老犬のフィラリア症予防についてです。



老犬にもフィラリア症の予防は必要?


老犬の飼い主さんからよく聞かれるのは
「フィラリアの予防は何才まで必要なの?」
「うちの子はもうお散歩に行っていないから予防は必要ないのかな?」
という質問です。

確かにフィラリア症は蚊に刺されてすぐに死に至る病気ではありませんし、お外に出なければ蚊に刺されるリスクは下がります。

しかし、結論から言わせていただくとフィラリア症の予防は生涯必要です!

なぜならフィラリア症は、予防が必要なシーズンにたった1度でも予防を怠ってしまうと感染してしまう可能性があります。
もしも愛犬がフィラリア症に感染してしまったとします。
その愛犬の血を吸った蚊が他の子を刺すことで、他の子に感染させてしまうリスクが高まるのです。



フィラリア症の予防薬はシーズン中は生涯続けましょう


ご存知の通り蚊は室内にもいますし寝ているだけでも刺してきます。
せっかく子犬の頃から毎月欠かさず行ってきた予防を中止して感染してしまっては、これまでの予防が全て水の泡になってしまい、もったいないです!


フィラリア症の予防薬はどれもほとんど副作用がなく、高齢犬に投与しても健康的な被害はありません。

重度の皮膚疾患や内臓疾患があり投薬によって健康を害してしまう、フィラリア症よりも早急に治療すべき または致死性の高い疾患を患っている場合などを除き、生涯予防薬を投与し続けることをおすすめします。


地域によっては少しずつ涼しくなってきましたが、フィラリア症の予防は最後が肝心です!
引き続きしっかり予防して愛犬をフィラリア症から守ってあげましょう!



最後までお読みいただきありがとうございました!

nanaira
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