通算5年度の科研費審査委員の経験をもとに、開示された審査結果と提出された調書を精査し、不採択の原因を明らかにして改善策を提示いたします。
※審査結果の分析を含む長期または短期の申請サポートもおこなっております。ご関心に応じて、ご参照いただければ幸いです。
長期:
https://coconala.com/services/1730875
短期:
https://coconala.com/services/1794424
■審査結果の重要性
「科研費に当たった」という表現がよく使われていますが、科研費の採択・不採択は「運」ではなく、「評定要素にしっかり対応していたかどうかという基準」で決まります。
したがって、開示された審査結果は、どのような点で申請した調書が不十分であったのかを示す資料であり、次の申請で採択されるための重要な手がかりです。
■評価の読み取りと次の申請
「前年度申請がA評価だったので、微修正でいい」と考える研究者が少なくありませんが、こう考えてしまうのは「賭け」になります。
現行の審査は二段階審査ですが、A評価が意味するのは、一段階目の審査で採択圏内に入れず、二段階目の審査でも評価が下位だったために、結果として採択されなかったということです。
したがって、A評価は「惜敗」ではなく、「もう一段の工夫が必要」と捉えるべきです。
次の申請で採択される可能性を向上させるためには、審査結果に示されている審査の評定要素ごとの評価と申請した調書を精査して、<どの点の記述が不十分・不適切だったのか>を明らかにした上で、改善する必要があります。
評価がBやCの場合は、審査結果から読みとれる不十分な点をより徹底的に洗い出して、テーマや研究計画の大幅な変更も視野にいれて検討しなければなりません。
■このサービスについて
このサービスでは、これまでの審査委員経験をもとにして、お送りいただいた審査結果と調書をつきあわせて、不採択の原因を明らかにするとともに、次回の申請に向けて改善策を提示いたします。
★ただし、守秘義務がありますので、私が担当した審査の状況や結果などについては一切お伝えすることはできません。この点は、ご諒解をお願いします。
★なお、お送りいただいた審査結果と調書は、サービス終了後に破棄いたしますし、ご依頼についても厳秘します。