人事の業務委託とは?求人から採用、労務まで効率化を図ろう!

人事の業務委託とは、企業の人事部が担当する業務を外部の会社に委託することです。給与計算や採用・面接、人事育成など人事領域のさまざまな業務を委託できれば、コア業務に集中できるようになるでしょう。
本記事では、人事の委託業務の内容や費用相場、サービス会社を選ぶ手順などを解説します。さらに具体的なサービス会社を11社紹介するため、人事のアウトソーシングを検討している企業は参考にしてください。

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人事業務委託とは

人事業務委託とは、企業の人事部がおこなう業務を外部の会社にアウトソーシングすることです。ここでは、人事業務委託について解説します。
委託できる具体的な内容
人事業務委託サービス会社に委託できる主な内容は、次のとおりです。
- 給与計算・勤怠管理に関する業務
- 社会保険に関する業務
- 採用に関する業務
- 人材育成に関する業務
それぞれの内容を見てみましょう。
給与計算・勤怠管理に関する業務
人事業務委託サービス会社に委託できる業務には、給与計算や勤怠管理があります。これらの業務は毎月発生し、業務量も多いため、アウトソーシングすることで負担軽減効果が大きいでしょう。固定化された業務内容で、アウトソーシングに向いている業務のひとつといえるでしょう。
社会保険に関する業務
社会保険に関する業務も、人事業務委託サービス会社に委託できます。社会保険とは、健康保険や厚生年金、雇用保険などのことを指し、企業はこのような社会保険を適切に運用しなければなりません。社会保険に関する業務は、専門的な知識をもつ人事業務委託サービス会社に任せるほうが安心です。
採用に関する業務
人事業務委託サービス会社に依頼できる業務のひとつは、採用に関する業務です。求人募集や面接の日程調整、候補者とのやり取りなど、採用にまつわる一連の業務を委託できます。
人事部のリソースが足りない場合や担当者の経験不足の場合は、豊富な知見をもつ外部の会社に任せると、優秀な人材を確保できる可能性が高まるでしょう。
人材育成に関する業務
人材育成に関する業務も人事委託業務サービス会社に任せられる業務です。人材育成のプログラム作成や研修の日程調整、会場の確保などを任せられます。専門的なノウハウをもつ外部の会社に委託することで、効率よく人材を育成することが可能です。
人事評価に関する業務
人事評価に関する業務も、アウトソーシングに適した業務といえるでしょう。自社内での人事評価では、公平性や客観性といった視点が欠けがちです。外部の会社に委託するほうが、公平な評価につながります。評価される従業員も、結果に納得できるでしょう。
人事業務の委託先は数多くありますが、ココナラアシストのようなオンラインアシスタントサービスもおすすめです。ココナラアシストは、フルリモートのアシスタントに、業務を任せられるサービスのことです。
「必要な業務のみ専門的な人材にお願いしたい」といったニーズに適しています。「人を雇うほどではない」、「サービス会社に依頼するのは費用面で躊躇する」といった方でも利用しやすいでしょう。
人事業務委託にかかる主な費用相場

ここでは、人事業務委託にかかる主な費用相場を解説します。人事業務委託にかかる費用には、月単位で決まる場合と、業務単位で決まる場合の2つのタイプがあります。
月単位の場合は、業務内容や業務量があらかじめ決まっているパッケージタイプがほとんどです。業務単位で費用が決まるタイプは、従業員数やかかる時間によって算定されます。次に、おおよその費用相場を解説しましょう。
給与計算・勤怠管理の費用相場
給与計算や勤怠管理の費用相場は、従業員50名の会社で月額4〜6万円ほどです。社員1人当たり1,000円ほどを見積もっておくとよいでしょう。
採用代行の費用相場
採用代行の場合は、月額制と成果報酬の2つのパターンがあります。月額制の場合は、採用の結果にかかわらず費用がかかり、相場は月額で5万円〜35万程度が目安です。
成果報酬の場合は、面談や採用に至った人数によって費用が決まります。費用相場は、1面談あたり5万円程度、1人採用だと25万円程度です。
これらの相場費用は、業務内容や業務量によってかなり変動します。依頼する場合は、見積もりを取ることが大切です。
研修代行の費用相場
研修代行の費用相場は、半日の場合は10万円〜15万円程度、1日の場合は15万円〜30万円程度です。研修代行の場合は、1日単位で費用が算定されることが多いでしょう。
評価制度設計の費用相場
評価制度設計にかかる費用相場は、年間で120万円〜360万円程度です。評価制度設計の場合は、企業からのヒアリング内容や予算によってサービス内容と費用が決まります。
ただし委託会社によっては、別途、初期費用や担当者の人件費などがかかる場合があるため注意が必要です。
人事業務委託サービス会社を選ぶ手順

ここでは、人事業務委託サービス会社を選ぶときの手順を解説します。業務を委託したからといって、必ずしも期待したような業務効率化が図れるわけではありません。手順に沿って、フローごとに考慮することが大切です。
1.委託したい業務を洗い出す
人事業務委託サービス会社を利用する場合は、外部に任せたい業務を洗い出すことが先決です。委託したい業務がきちんと定まっていないと、委託先の選定にも支障が出かねません。
また委託したい内容が曖昧なままだと、相手先に内容をきちんと伝えられず、トラブルになったり、かえって手間がかかったりするおそれもあります。外部に委託する場合は、まずは、どのような業務を任せたいのかを明確にしておきましょう。
2.委託する業務を選定する
委託する業務を洗い出したら、実際に委託する業務を選定します。人事業務のすべてを外部に任せるとなると、高額な費用がかかります。また、自社で蓄積すべき貴重なノウハウを得られません。予算を考慮しながら、洗い出した業務に優先順位をつけて、どの業務を任せるのかを決定しましょう。
3.委託する際の業務フローを確立する
委託する業務を選定したら、委託する際の業務フローを確立しましょう。業務フローが明確になっていると、委託先との意思疎通もスムーズです。
場合によっては、委託するにあたって、従来の業務フローを変えなければならないこともあるでしょう。このようなケースでは、担当者の負担が大きくなるため、常駐型の委託先を選ぶと効率的です。
4.人事業務委託サービス会社を選定する
委託したい内容と業務フローが確立したら、実際に業務を委託する人事業務委託サービス会社を選定しましょう。サービス会社によって、特徴や強みをもつ業界などが異なります。各サービス会社の公式ホームページには、これまでの実績が公開されていることが多いため、選定するときに活用しましょう。
おすすめの人事業務委託サービス会社11選

ここでは、おすすめの人事業務委託サービス会社を11社紹介します(2024年12月調べ)。各サービス会社の特徴や強みを確認しましょう。
1.株式会社ココナラ(ココナラアシスト)

株式会社ココナラが提供する「ココナラアシスト」は、フルリモートのアシスタントに手間のかかる業務をまるっと任せられるサービスです。主な特徴は、次のとおりです。
- 月40時間・月額8万円から依頼可能
- 人事や採用、経理、労務など幅広い業務を請け負う
- 余った時間は翌月に繰り越せる
同社は、日本最大級のスキル登録者を誇る会社です。月40時間から依頼できるため、スポット的な利用にもおすすめでしょう。
月額費用は8万円からと、予算に限りがある企業も依頼しやすく、さらに使わなかった時間は翌月に繰り越せるので無駄がありません。企業と登録者との間にココナラアシストの担当者が入り、最適な人材を紹介します。
2.株式会社uloqo
株式会社uloqoは、面接・採用代行、人事評価制度設計、労務コンサルなどの人事領域に対応できる会社です。次のような特徴が挙げられます。
- 目標達成に向けて必要なタスクを継続
- あらゆる職種の採用実績を誇る
- 月額費用以外に追加コストがかからない
同社では、企業が理想の人材を採用できるまで、費用はそのままで必要なタスクを継続し続けます。その結果、87%という高い採用目標達成率を実現しています。
また営業職や経理、広報、法務などあらゆる職種の採用実績を誇り、安心して任せられるでしょう。無料で相談ができるため、期待したような人材が採用できないと悩む企業は相談してみてはいかがでしょうか。
参考:株式会社uloqo
3.ソーシャリンクス株式会社
ソーシャリンクス株式会社は、人事給与・バックオフィス業務のアウトソーシング・コンサルタントです。特徴として、次の3つが挙げられます。
- 最大50%の管理部コストの削減が可能
- 法規や制度などの専門知識を有するプロが担当
- 人事情報の各種データ作成や就業規則改定などのコンサルティングも対応
とくに人事給与やバックオフィス業務に強みをもちます。最大50%の管理部のコスト削減が可能です。弁護士や公認会計士などのプロが対応にあたるため、コストをかけずに、高い品質を維持しながらバックオフィス業務の効率化を実現できるでしょう。
人事情報のデータ作成や就業規則の改定なども依頼できます。
参考:ソーシャリンクス株式会社
4.NOCアウトソーシング&コンサルティング株式会社
NOCアウトソーシング&コンサルティング株式会社は、人事・総務・経理などの管理部門のアウトソーシング会社です。主な特徴は、次のとおりです。
- 給与計算・労務管理・企業型確定拠出年金に対応
- DX化の推進も依頼できる
- SMART LINK(自社システム)の導入が可能
給与計算や労務管理、企業型確定拠出年金などの人事業務を依頼できます。正社員を中心とした専任のスタッフが責任をもって運用するため安心です。
申請書や人事に関する帳票の電子化を推進できるため、DX化の推進を目指す企業にも適しています。また、同社が独自に開発した勤怠管理・配布管理・人事管理が一体となったシステム「SMART LINK」の導入や運用も依頼できます。
5.エイチアールワン株式会社
エイチアールワン株式会社は、人事業務に関するアウトソーシングに特化した会社です。主な特徴は、次のとおりです。
- 国内トップクラスの豊富な受託実績を誇る
- 人事給与業務・手続きに必要なシステムを提供
- 高水準の業務品質を実現
国内トップクラスの豊富な受託実績を誇り、受託先には三菱商事や三井住友信託銀行など大手企業が多数含まれます。人事給与業務や手続きに必要なシステムを提供しており、HRのデジタル化を一気に実現することが可能です。
また、高水準の業務品質を維持しているのも特徴のひとつでしょう。たとえば年末調整において、約30万人の対象者に対して、事務ミス率は0.00120%を達成しています。
参考:エイチアールワン株式会社
6.株式会社トライアンフ
株式会社トライアンフは、人事の戦略立案から実行までをワンストップで依頼できる会社です。主な特徴を次の3つです。
- 上場・大手企業から成長企業、スタートアップまで幅広い業種・業界の実績あり
- 自社で「実験」したソリューションを提供
- オリジナルの組織活性化施策や人事制度を提案できる
幅広い業種・業界で実績があり、実績社数は3,000以上です。既存のサービスの枠組みに当てはめるのではなく、自社で実際に試した取り組みを提供しており信頼できます。各企業に適したオリジナルの組織活性化施策や人事制度を提案できるため、人事領域について課題を抱えている企業は相談してみるとよいでしょう。
参考:株式会社トライアンフ
7.株式会社パソナ
株式会社パソナは、一般的な事務・サポート業務から各社の固有業務まで幅広く対応できる会社です。特徴は、次のとおりです。
- 幅広い業務のアウトソーシングが可能
- 業務の見える化からフローの見直し、業務運用までコンサルタントが伴走
- オンサイトやオフサイトなど、ベストなサービス形態を組み合わせてサポート
人事領域のほかにも経理・財務や総務・庶務、営業・販売と幅広い業務を請け負います。人事領域においては、業務の見える化からフローの見直し、業務の運用までを専門コンサルタントが伴走してサポートするため安心です。オンサイトやオフサイト、クラウドソーシングと、企業にあったベストなサービス形態を組み合わせて支援します。
参考:株式会社パソナ
8.ディミー株式社
ディミー株式会社は、管理部門の実務専門コンサルティングです。同社の特徴には、次の3つがあります。
- 人事労務・採用・経理・法務・総務・DXを丸ごとアウトソーシングできる
- 問題が生じたときには、いつでもチャットやオンラインで相談が可能
- 必要に応じて業務の可視化やマニュアル化も実施
人事労務から経理・法務・総務・DXなどの幅広い業務に対応できます。社員を新たに雇用するよりも、コストをかけずに優秀な管理部門を維持できるようになるでしょう。問題が生じたときには、いつでもチャットやオンラインで相談できるのもうれしい点です。
また必要に応じて、業務の可視化やマニュアル化も実施しており、業務をアウトソーシングしつつ知識やノウハウを蓄積できます。
参考:ディミー株式会社
9.株式会社A&Mコンサルト
株式会社A&Mコンサルタントは、経営コンサルティング・企業開発改革コンサルティング・もの造り改革コンサルティング・組織風土改革コンサルティングを事業内容とする会社です。主な特徴は、次のとおりです。
- 経営戦略・組織構造・人事制度・組織風土の4つの改革が可能
- 相談やプレ経営診断は無料で対応
- 改革の成果を定量軸・定性軸・価値軸の3つの軸の組み合わせで報告
経営戦略をはじめ組織構造や人事制度、組織風土の4つの改革をバランスよく推進し、健康体の企業に創りあげます。契約を締結する前に、無料で相談やプレ経営診断が可能です。
また、改革の成果は、定量軸・定性軸・価値軸の3つの軸で客観的に示されるため、確実な経営改革を推進できるでしょう。
10.株式会社JOE
株式会社JOEは、人事給与専門のアウトソーシング会社です。主な特徴は、次のとおりです。
- 人事給与専門会社として豊富な実績
- クラウドで提供されるシステムの設定や管理を一括で対応
- 人事給与業務の「見える化」も依頼できる
人事給与専門会社として、数十名から数万人規模まで、あらゆる業種・業態やさまざまな勤務形態の給与に対応できます。同社のシステムはすべてクラウドで提供されます。導入時のシステム設置や管理を一括で対応しており、システム導入も簡単です。また、業務フローをドキュメント化したマニュアルが提供されるため、人事給与業務の「見える化」が実現します。
参考:株式会社JOE
11.レジェンダ・コーポレーション株式会社
レジジェンダ・コープレーション株式会社は、創業28年、支援実績800社以上の実績ある会社です。特徴は、次のとおりです。
- 採用代行・人事労務管理・人事DXが専門
- 経験豊富なコンサルタントが100名在籍
- 人事DXを実現できる
採用代行・人事労務管理・人事DXを事業内容とする会社です。経験豊富なコンサルタントが100名在籍しており、改題解決だけでなく、継続して運用できる組織構築まで対応します。人事DXにおいては、採用管理システムと人事統合システムの2つの自社プロダクトをとおして、人事業務の効率化を推進します。
人事業務委託サービス会社を選ぶときのポイント

ここでは、数ある人事業務委託サービス会社のなかから、委託先を選ぶときのポイントを解説します。具体的なポイントは、次のとおりです。
- 料金は予算内に収まるかどうか
- 十分な実績を有しているかどうか
- 専門性がマッチしているかどうか
- セキュリティ体制は万全かどうか
- 柔軟に対応してくれるかどうか
それぞれのポイントについて解説します。
料金は予算内に収まるかどうか
人事業務委託サービス会社を選ぶときのポイントのひとつは、料金が予算内に収まるかどうかです。委託したい業務が多く、かつ内容が定まっている場合は、月額定額料金のほうがお得かもしれません。
一方、繁忙期だけ業務を依頼したいといった場合は、スポット的に依頼できる代行サービス会社のほうが安くすむでしょう。
十分な実績を有しているかどうか
人事業務委託サービス会社を選ぶときは、十分な実績を有しているかどうかも重要です。十分な実績を誇る会社は、さまざまな案件を手がけてきており、豊富なノウハウを有している場合がほとんどです。
各社のホームページで実績を確認できることが多いため、気になる代行サービス会社があればホームページで確認してみてください。
専門性がマッチしているかどうか
専門性がマッチしているかどうかも、人事業務委託サービス会社を選ぶときのポイントです。人事業務委託サービス会社は数多くありますが、専門性は異なります。
たとえば医療業界に強い代行サービス会社だったり、パートやアルバイトなどを多く雇っている企業のサポート実績が豊富だったりと、その特徴や強みは異なるのが一般的です。
どのような専門性があり、どこのポイントを強みとするのか、きちんと確認してから委託先を選定することが求められます。
セキュリティ体制は万全かどうか
人事業務委託サービス会社を選ぶときは、セキュリティ体制が万全かどうかも確認しましょう。人事業務では、従業員の個人情報を扱うため強固なセキュリティ体制は必須です。
情報セキュリティ管理システムへの取り組みやプライバシーポリシーなどをきちんと調べてから依頼することが重要です。情報が漏洩すると、従業員からの信頼だけでなく社会的信頼まで失いかねません。
料金が魅力的だったり、提案されるパッケージ内容が充実していたりしても、セキュリティ体制に不安がある代行サービス会社は避けたほうが無難でしょう。
柔軟に対応してくれるかどうか
柔軟に対応してくれるかどうかも、人事業務委託サービス会社を選ぶときに欠かせないポイントです。
急に組織体制が変わると、当然のことながら人事業務の内容も変更されます。急な対応を迫られたときに、迅速に対応してくれたり追加業務も請け負ってくれたりする代行サービス会社であれば重宝するでしょう。代行サービス会社を選ぶ際には、柔軟さも重要です。
ココナラアシストは、急な依頼にも柔軟に対応できます。日本最大級のスキル登録者数を誇るため、急な依頼でも専門的な知識を有する優秀な人材を迅速にアサインすることが可能です。
ココナラアシストの担当者が間に入って最適な人材を探してくれるため、探す手間を省けるのも魅力的でしょう。急に人材が必要となった場合は、ココナラアシストの利用を検討してみてください。
人事業務委託サービスを利用するメリット・デメリット

ここでは、人事業務委託サービスを利用するメリットとデメリットを解説します。業務を委託することで業務改善が図れるとメリットばかりに目がいきがちですが、デメリットも把握しておくことが大切です。
メリット
人事業務委託サービスを利用する主なメリットは、次のとおりです。
- コスト削減
- 業務効率化
- 迅速な法令対策
- 人員不足の解決
- 人事戦略の見直し
- 情報セキュリティの向上
人事業務委託サービスを利用する大きなメリットは、コスト削減ができることです。人事部の人材を新たに採用するよりも、必要な業務だけを外部の会社に依頼するほうが費用が少なくすみます。
また、煩雑で手間のかかる業務を外部に委託することで、コア業務に集中できるようになり、業務効率化も図れます。
豊富なノウハウのある代行サービス会社であれば、法令対策も迅速です。人員不足で手が足りない場合でも、コンプライアンスを遵守しながら業務を進められます。人事部の担当者は、余裕をもって仕事をおこなえるようになり、モチベーションの低下や過労などによる人材の流出を防げるでしょう。
ノンコア業務を外部に委託できれば、企業にとって重要な人事戦略の見直しも可能となります。また、人事領域に知見のある人事業務サービス会社に依頼することで、人事にまつわる課題の改善にもつながるでしょう。
人事業務を外部に委託することで、情報セキュリティの向上にもつながります。人事データは個人情報のため、取り扱いには十分に注意しなければなりません。情報漏洩や不正アクセスなどは、企業の信用にもかかわります。
情報セキュリティのノウハウがない企業は、セキュリティ対策がきちんと取れている外部の代行サービスに依頼したほうが安心です。
デメリット
人事業務委託を利用するときの主なデメリットは、次のとおりです。
- ノウハウの蓄積が難しい
- コストがかかる
- 組織文化のミスマッチ
- センシティブな情報は共有しづらい
- 迅速な対応が難しい
人事業務委託を利用する場合のデメリットは、自社でノウハウを蓄積できないことです。外部委託をやめたときに、ノウハウがなければ対応に手間取ることもあるでしょう。また、自社でできることを外部に委託すると、煩雑なことに時間を取られずにすみますが、予想以上にコストがかかるケースがあるため注意が必要です。
ほかにも外部に委託することで、組織文化のミスマッチが生じる恐れがあります。たとえば組織の方針や戦略を深く理解していない代行サービス会社に人事採用を任せると、期待していたような人材を採用できないといったケースが生じかねません。
また、企業にとってセンシティブな情報は共有しづらいのもデメリットです。情報共有がうまくいかないと、迅速な対応が難しくなります。
人事業務委託サービスを活用し、コア業務に集中しよう!

人事業務委託サービスとは、人事部がおこなう業務を外部の会社に委託することです。手間のかかる業務を任せられると、コア業務に集中でき、業務効率化を図れます。また、人材不足や担当者の経験不足における課題も回避できるでしょう。
さまざまな人事業務委託サービス会社がありますが、そのなかでもココナラアシストが利用しやすくおすすめです。ココナラアシストは、月40時間・月額8万円から利用できます。対応業務も幅広く、人事だけでなく経理や労務、カスタマーサポートなどの業務をまとめて委託することが可能です。
人事業務の委託を検討されている方は、ぜひココナラアシストにお問い合わせください。