ジャニーズ問題、超偏見に満ちた私が感じたこと

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巷で話題の「ジャニーズ問題」。故ジャニー喜多川氏の性加害がメディアに出ない日はないくらい取り上げられていますね。正直言うとそんなことよりも「傾きかけた日本経済の動向」「インボイス」のニュースをもっと取り上げてくれ!と思いますが、芸能ネタもたまにはいいかと思い、感じるままに記してみます。

私の娘もジャニオタのひとりですが、あの会見以降言っていることは
ジャニーズの会社がどうなろうと関係ないわ。社名?好きにしたら?推しのグループが活躍してくれたらそれでいい」とのこと。
なんか・・・あっさりし過ぎ。
まあ娘のおかげで、私と同世代の中では彼らの顔と名前が一致する確率が格段に高くなったと思う。毎日毎日その手のテレビ番組がかかっているわけですから、嫌でも覚えますわ。

さて・・・思うことを箇条書きにすると
◎藤島ジュリー景子はなんで会見に欠席やねん!という部分
被害者のお一人が「私達性被害者も日々苦しんでいるのに、会見に欠席するとは何事か!パニック障害?甘えるな!」と。ちょっと待てよと思う。俺もしんどいからお前もしんどい思いして当然なの?確かに加害者(の親族含め)側は被害者を様々なケア(金銭的心理的)をする必要があるでしょう。
10月2日の会見で、井ノ原くんがジュリーさんのお手紙を代読していました。圧倒的支配者の母(メリーさん)からの時として奴隷のような扱いがあったといいます。あのジャニーさんを手の上で転がし、他者に被害を及ぼした性癖も黙認、陰の支配者の母には逆らえないと記していました。ある意味彼女(ジュリーさん)も被害者かもしれません。
好き勝手やった叔父(ジャニーさん)や母の負の遺産をすべて引き継いだわけですから、その重圧は計り知れないものがあるでしょう。被害が明るみになり、認めざるを得なかった現状を察するに、気がおかしくなっても仕方ないかもしれません。
被害者の補償と廃業を目的とした会社を運営するって地獄のようです。「なぜこんな負の遺産で苦しまないといけないのか!」と思われるはず。
被害の実情を見て見ぬ振りをした報いという厳しい見方もあるでしょう。しかし、言いたくても絶対口にできない空気感ってあるでしょ?私なら、「自分の人生に関わること全てリセットしてゼロから別の人のもとで生まれ変わってやり直したい」と思ってしまう。(実際に思うことあります)
「自分で解決できない問題は降りかからない。」といいますが、そうでしょうか?自身の仕出かしたことならば自業自得ですが、例えば私が国家財政の責任を取れるかと言えば無理でしょう。強いて言うならば、正しい国家観、貨幣観を持った政治家を選挙で選ばなかったことが原因の一端かもしれません。

◎悪き支配者不在の大看板なきタレントの行方
大仰な見出しですが簡単に言うと、良くも悪くも「ジャニー喜多川」という看板が後ろ盾となっていたジャニーズのタレント達は、新会社に移った後は茨の道ではないかと思います。世間一般では、大企業に勤めていた人が独立したものの、なかなかビジネスがうまくいかない事態をよく聞きます。要は大会社の看板のお陰で仕事ができただけで、鎧がなくなった独り身で同じ実績を残すことがいかに難しいかということです。
ジャニーズの場合どうでしょうか?事務所の力でテレビ、CMほかメディアに忖度されていたことは否定できないでしょう。その圧力や忖度がなくなったメディアは、ジャニーズタレントを使うメリットはあるのでしょうか?
正直言うと、特別歌唱力があるとも思えないし、ダンスもそこそこ。韓国のタレントさん達(皆同じように見えて誰一人知らないですが・・・)の方がパフォマンスが上です。私が思うに、見た目は可愛くて格好いいけど、ちょいダサな部分ってジャニタレの魅力かなと。特に関西で揉まれたグループは芸人気質もあるので当面は問題ないんじゃないかと(あくまで私の見立てです)
気になることは悪名高きオーナーが作った会社出身タレントだという偏見。「タレントには罪はない」とはいうものの、世間はそんなに甘くありません。
私が昔在籍していた印刷会社の社長はかなり強引なやり方で仕事をとってくる人でした。他地域の印刷組合の暗黙の了解を無視し、強引に低価格を提示して根こそぎ仕事を奪うというやり方。とある会合で競合の会社の人達に取り囲まれ、袋叩きに合いそうになったらしいです。
私がたまたま印刷組合のとある会合に代理で出席した際、自己紹介すると皆から発せられた言葉に驚愕・・・
「君は、あの出来の悪いボンボンの社長がおる会社の社員やな」
社長がそういう振る舞いをすると、そこで働く社員も同じという見方です。
ジャニーズの場合も同じで、「そこに在籍しているタレントは使わない」という姿勢を鑑みると、十波一絡げの扱いになるでしょう。
ジャニー喜多川の痕跡をこの世から消し去ると言っても、数年は「旧ジャニタレ」のレッテルを剥がすのは困難ではないでしょうか。

◎都合の悪いことは箝口令という姿勢
箝口令とは、ある出来事や事柄に関連する発言を禁止する命令。他人に話すことを禁止する命令。
ジャニーズメンバー同士でも多分にあったのは事実でしょう。
「噂では聞いていたけど、その事実を確かめることはしなかった」
自分に火の粉がかかってくるかもしれない不都合な真実には触れたくない気持ちは理解できます。

「こういう事実があると聞いたのですが本当ですか?」
知りたくない事実は質問するな!

とまあ、思うことはまだまだあるのですが、9月と10月の会見を見て思ったことを書き綴りました。人によって見解の違いがあり、否定的な意見もあるのは当然のことなので。
最後に言いたいことは、会社という組織に長くいることのメリットもたくさんあるけど、飛び出す勇気も必要ですよ。飛び出してフリーになるもよし。他に所属するも自由、自分を推してくれるファンがいる限り前を向いて私達を楽しませてください。
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