とうとうインボイス制度が始まってしまいましたが・・・

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コラム
2023年10月1日より、インボイス制度が始まってしまいました。いまさらですがインボイス制度は消費税の取り扱い変更に関する制度です。

ストップインボイス50万筆以上の署名も無視、そもそも「4年前から説明していたはず」と嘘を言って惚ける岸田首相。「この制度やったら約2480億円増収でっせ!」という自分都合のメリットしか言わず、制度導入で経済がどうなるのかをシミュレーションすらしていない、いわば明後日の方向を向いた政治家連中には辟易です。
マスコミも最低限の報道しかないので、まったく周知されていませんね。

とりあえず、自分ごとで考えると・・・
現在取引の半分を占める元請さんからは「会社上層部からは特に発注条件の変更はないので、今まで通りお願いします」とのこと。損得を計算すると、インボイス経過措置があるため、元請さんは年間1〜2万円のマイナスだけど、まあどうにでもなるレベルだからとおっしゃってくれています(安心)とはいえ口約束なので本当に仕事をいただけるのかどうか不確定ですし、お仕事をいただけても金額が妥当かどうか判断が難しく、適正売価かどうか分かりません。
「お客さんからの受注金額が低いので厳しいけどこの値段で作って」というケースも多々あるので、知らず知らずのうちにステルス値下げされていてもわからないのが現状です。
さて・・・ココナラの場合
「課税事業者か免税事業者か、発注される方がどちらを選ぶかの線引きは私どもではできないので」というココナラさんからの回答です。当たり前ですよね。
インボイスのせいで売り上げが下がった!なんて言おうものなら、「売れない理由をインボイスのせいにするな!己のサービスが悪いだけやろ!」と言われそうです。

最近のココナラはいわば「レッドオーシャン」です。サービスのサムネ見ても、皆素晴らしいです。
・私が提供できるサービス
・顧客が望むサービス
・他社がやっていないサービス
マーケティングでよく使われる3C分析から、サービス内容の見直しせねばと。

X(旧ツイッター)に「消費税も納税できないような奴はやめろ」とか「稼げない奴は仕事じゃなく趣味の範疇、プロと名乗るな!」「インボイスで騒ぐ3流クリエーター」「1000万円稼げないやつはそもそも需要なし」とかひどい書かれ方をされます。
消費税を払えるくらいの売り上げ(1000万円以上)は難しくても、必要とされる人がいる限り、デザイン業界にしがみ付いていく所存です。
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