ココナラで提供するサービス価格、本当の中身

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コラム
こんにちは(^^)チラシや名刺デザインのサービスを行なっている、しゅうじデザイン室です。

今回のお題は、ココナラで提供するサービス価格、本当の中身というお話です。とあるお客様から「値段の折り合いが付かないので」というお断りをいただいたことがあります。要は"サービス内容と比較して値段高いねん"ということ。私としては決して高値をつけたつもりもなく、ココナラ手数料も鑑みて提出したお見積りだったのですが・・・

価格が高いと思われる方に対する私の言い分
仮に名刺デザインが1万円〜だったとしましょう。確かに他の方のお値段を見ると私の半値で提供されていたり、1/3以下だったり様々。とはいえ1万円がバカ高いのかというとそうは思えません。(サービス画像を拝見して、思うようなデザインをしてくれなさそうと判断。かといってそれを指摘するのは悪いと思われたのかも・・・)

まあ、値段の折り合い・・とおっしゃるのでそれ以上はお聞きしなかったのですが、本当に値段的な問題ならどうなんでしょうね。(お客様のご予算もおありでしょうが・・・)

皆さんにお聞きしたいのは
皆さんがココナラで提示されている価格の向こうには、どんなものが隠されていると思いますか?

◎私が提供する名刺デザインが1万円の場合◎
・過去数十年のデザイン経験、ノウハウの蓄積、学習時間
・PC(Mac)環境一式
・Adobeソフトの使用権(サブスク)
・モリサワFONTの使用権(サブスク)
・フリー素材を提供してくださるWebサイト
・スマホ通信料
・ラフデザインする時のノートやペン
・PCを動かす電気(原発を動かして出来た電力)
・WiFi 含めたネット環境
・自宅の一室をデザイン作業場に変えた労苦
・ココナラというプラットフォーム
ほか
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何百何千という人達の労苦の上に提供されたツールやサービスがあってこそ、これは自分の実力でデザインしたものと偉そうな顔ができるのかと思うと、感謝しかありません。

別の例で言うと、
スーパーで牛肉を買ったとします。(100g数百円程度)確かにそのくらいの値打ちだからと納得してお肉を買っていますが、店頭に並ぶまでにどれだけの人とお金が掛かっているのか想像して買っている人なんてゼロでしょう。(私もその一人でした)
私の手元に牛肉が届くまでに介在している人、物、サービス、お金
・食品スーパーという存在
・店内で品質を保つための電力
・食品スーパーの店員さん
・お店までお肉を運んでくれる人
・お肉を運ぶトラックを作ってくれる人
・トラックが動くようにガソリンを国内で販売してくれる人
・ガソリンの原材料を中東から運んでくれる船
・原油を採掘してくれる人
・その船を作ってくれる人
・安全に運べるようなインフラ(道路)を整備してくれる人
・大人の牛になるまで育ててくれる人
・牛の餌を提供してくれる人(たぶん海外からの輸入配合飼料)
・食肉に加工してくれる人
・そのお肉で料理を作ってくれる妻
他多数

たかが数百円の牛肉を手に入れるために、膨大な人、お金、生産力がかかっていると思うと、味わって食べなぁあかんわ・・・ってなります。
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車を1台を試作するのに、ひとつひとつ専用パーツをかき集めて組み上げると数百万円どころか億単位のお金がかかります。共用パーツを作ったり自動化による量産で、庶民の手の届く価格が実現しているわけです。
私が作る名刺デザインは、ロゴマークを差し替えるとどんな業種にも使えるような汎用名刺ではありません。おひとりお一人の業種にカスタマイズされたものです。サービス画像のようなデザイン以外でも、幅広く作成します。かといって自動車のように共通のパーツ(フリー素材やFONT、汎用性のある作成アプリ)を使うことで常識的な価格設定が実現できています。もし全てが専用に開発された1点ものなら・・・名刺1点100万円くらいするかもしれません。(半分冗談です)
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お話を戻すと
仮に2〜3時間程度かけてパソコンでチャチャっと作ったデザインがなんで1万円もするのか!?と納得できない方へ
1万円という価格で提案できるのは、私自身過去に数百万円以上の様々な投資をした結果出来上がった産物、私がデザインできるようなツールを提供してくれた何百何千人それ以上の方々の生産力があってこそということを、少〜しだけでいいので含み置きいただければ幸いです。


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