水槽を見つめ
物を整理し
いらない物はどんどん捨てて
少しでも水を透明にして、多くの光を通すことは、
実は決して難しい作業ではありません。
そのために、私がぜひおすすめしたいのが、
止観瞑想です。
止観瞑想は、その字の通り、止めて観ることです。
集中して心を沈め、今この瞬間に、自分や自分の周りで起こっていることを、観察するという瞑想法です。
この瞑想法を少しずつ極めていくと、
水槽=心
の浄化をすることができます。
思考が整理され、
過去のあらゆる悩み、苦しみ、傷が癒され、
水槽の中が、どんどん綺麗になっていきます。
今まで重く溜まっていた沈殿物がなくなり、水は透明度を増し、
光を通し、クリアになるのです。
なぜ水槽の浄化が必要なのか
私たちは、溢れる情報の中を生きています。
意識していても意識していなくても、ひたすら私たちの生活に入り込む情報は、もはや洗脳のレベルであると感じます。
四六時中スマホを触っている
気付けばBGMのようにテレビをつけている
こういう現代を生きる私たちこそ、
水槽の浄化をすることが必要です。
止観瞑想をすることで、いかに自分の水槽が濁っていたか、あらゆる物が沈んでいるのかが、手に取るようにわかり、
ひとつづつ手放し、スッキリとした透明な水に戻すことができます。
この瞑想方法につきましては、
止観瞑想についてという形で、
近いうちにご紹介したいと思います。
最初から最後まで厳密に瞑想方法を実践する必要はありません。
まずは、一日のうちの数分でも、
テレビやスマホ、ラジオ、PCなどから離れて、
1人で静かに目を閉じてみるだけでも、じゅうぶん効果はあります。
心地よいと感じる呼吸をします。
自分で自分の呼吸を感じ取ることができるようになるだけで、
水槽の水面の水は穏やかになります。
夜寝る前にでも、まずは少しだけ、実践してみることをおすすめいたします。