世の中の終わり4 

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 聖書・黙示録、仏典・法滅尽など終わりの時が予言されているがどのように終わるのかはテーマである。地上に人が一人もいなくなってしまうという状態になるのだろうか。ヒットラーの予言では2040年ごろにはユンゲルメンフ(超人)だけになり、普通の人はいなくなる、進化しなかった人はいなくなるという予言を残した。これをそのまま踏襲したのがオーム真理教の教義にも含まれていた。行き過ぎれば危険極まりない教義にもなるため誰も大きくは言えなくなった。
 しかし、思考と専門技術をAIが代行する時代はすぐ近くにきており、ロボットとAIの接続は簡単な話だ。このまま産業が発展すれば人々に大量な失業と、さらなる技術革新が重なっていく。
 コロナの自粛による失業の嵐はその前段的社会実験だったのだろうか。
 では、未来に現れるユンゲルメンフたちは何をしていくのだろうか。簡単なことで彼らはAIに教える仕事をし続ける。今はえらい先生に、頭の良い奴が集まって、習って、覚えて、方々に散らばって、仕事したり、また教えたりしている。AIがあれば、えらい先生は、AI用のデータをネットに流せばネットからみな直接習い、それに基づきロボットが動くという社会になる。これが未来の仕事だろう。
 生活スタイルは音声でない意思伝達になっていくと思われる。昔はサルのように身振り手振りで伝えていたが、人は言葉を持った。聖書もはじめに言葉ありで始まる。
 ユンゲルメンフたちは思考がそのまま伝わる仕組みを持つだろう。それは最初は頭にチップを埋めて脳とスマホが一緒になるなどの外科的進化かもしれないが、やがて、伝えられる宇宙人のように何も語らず脳に語り掛ける進化をするだろう。そうせざるを得ないのは、第三次大戦まで中国が次々に感染症を世界にバラまき人が語り合うことが危険になるために進化せざるを得なくなる。あるいは、病気が蔓延する時代に、なお語るものは感染して淘汰される。
 食べ物はどうなるだろうか。海は原子力発電所の排水や、度重なる海運事故や、排水汚染で海の生物は食べられなくなると言われる。穀倉地帯は干ばつや、洪水と、気候変動で生産量を落としていくと言われる。
 それに、新しい品種を作るにも時間がかかり地球の気候激変に追いつかなくなるだろう。したがって早急に手に入りすぐに増えるものとしては、藻やクロレラ、肉ならばミドリムシ、ゾウリムシなどの微生物を加工して食べるのが最も大量に生産できる資源になると思われるし、水があれば砂漠にプールを作って生産できるものになる。水がないところは、サボテンのようにあるものを食べるしかないだろう。
 学問や宗教はどうなるだろうか、確実に占いは当たらなくなる。占いは人が煩悩に支配されて愚行をするために躓くことを語る。しかし、ユンゲルメンフには失敗はなくなる。学問はド・ブロイの科学と仮説のように、それぞれがそれぞれの仮説でもって科学していくという思考者の集団化していくだろう。
 宗教の中心には神か仏が存在してそれらは肉体のない意思と言えるものだろうが、それらの意思と科学的方法によって交信することができるようになると思われる。現在ではコークが時々消えたり現れたりして移動するなど物質不滅の法則が壊れてしまうので、消えているときは異次元空間にいっていて、現れた時は異次元空間からやってきたなどという、物質保存則が現れている。まるでキリストが空の瓶を酒で満たしたというような話が物理学でも証明される時代になるかもしれない。
 以上の基本骨子で考えていくと、10年先20年先のビジネスの形が見えてくるが、人に倣ってやることはさらに厳しくなっていく。ユーチューブに同じことを語るオウムはいらない。それぞれがオンリーワンになるしかない。

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