最近の不安

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 私自身は今年もなんもないと思っているし、大震災も近くの富士山も爆発しないと思ってまったりしている。しかし、占い関係の人たちから、メールや電話で2022年は人類滅亡の始まりとか、米中戦争が始まるとか、経済崩壊が近いのではないかとかいろいろな不安にさいなまれているようだ。
 中国を制裁し続けるとどうなっていくのかなど、香港の強制的併合とコロナが始まってから、不安のオンパレードが始まった。
 冷静になって考えれば中国が核戦争して国が滅んでしまったらもともこもないわけである。したがって五か国核戦争しないなんて茶番にも出席したりして、小競り合いだけしましょうねというお約束をしたようだ。
 そんなとき、岸田氏はオリンピックボイコットもせず、風見鶏しているので、バイデンすら顔も見ないという、ルーピーさながらの扱いだ。この日本の風見鶏状態は後で中国侵攻を早める悲劇をもたらすことになる。しかし、策謀的には悪くはない。狭間の国は真田のようにどっちつかずしているのが良い。
 そんなこともあって米軍基地からオミクロン・プレゼントで岸田氏の首もつるされにかかっているということだ。岸田氏がコロナ蔓延を防げない原因は自己政策ではなく、煮え切らない態度に対しての米国からの粛清だからすでに政権を追われかかっていると言っていい。政権担当したかったら今からでもいいから北京五輪を政治ボイコットして、ウイグル・チベットのジェノサイド認定として国会非難決議をすべきなのだが、どこかの圧力でできないようだ。すなわち、日本国内の親中圧力のもとが米国の攻撃ターゲットになっているということが未来に因果をもたらす。
 一応運としてオミクロンでコロナの強毒化変異はいったん終わるが、リモートワーク化で利益を得た事業家は満足しただろうか。していないとすれば、さらに強毒のコロナに戻して再配布することも可能だから、いま、焦って終わりをいうのは性急だ。
 グローバル化という幻想は実現不可能で、ジョンタイターの予言のように地方都市単位にコロニー化してパンデミックが国際に拡散しないような、超閉鎖的な構造になっていかないと人類は絶滅の危機に何度も瀕することになる。
 先日、ウイグル人が交通違反をして警官に逮捕され、ウイグル人迫害デモ行進があったが、日本ウイグル協会はこのデモに関与していないと声明を出したことがあった。一体だれが何のためにデモをしているのか。
 単純に言うなら、ウイグル人を擁護するなら反中国、香港・台湾同盟、日本憲法改正・再軍備かという流れにならざるを得ない。ところが最近のデモはウイグル人権と、憲法9条保持でデモが構成されたり、非論理的ちぐはぐな論理でのスローガンもあり、参加者に必要以上の個人情報を求めてくるものがある。狙いは、外国人が国内工作をするとき、この名簿がとりかかりとなり、それらの情報源、活動の手足を作ろうとしている準備としてのデモ活動だろう。
 私も若いときはよくデモ活動に行ったが、日当、弁当交通費付きで田舎から東京日帰り旅行だった。田舎者のおやじはこれは面白いと何度も行ったが、観光気分で行っているとリストにノミネートされて、いらぬ敵を作ったりしてしまう。
 こんなことで対立するABの勢力の国内での敵味方判別がはっきりしてくると、Aが日本に侵入したとき、Bを捕獲して処刑し国外に逃げださせる。そして、Bが国を奪還したとき報復としてAを捕獲して処刑し、国外に逃げらしむ。アフガンのような事態を引き起こす。
 だから政治無関心と批難されても、ネットなど無理してみないで、魅力的なぷりぷりが政治を語っても見ざる聞かざる言わざる。政治などにかかわらずロボットのように自分の仕事をしていれば我が世の春。署名する前によく考えないと、勝てば大当たりだが、負ければこの国を追い出されることになりかねない。政治活動は投票で匿名性も保てるし、ならないことはならないのだから、それで必要十分だ。
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