予想外の計算が出ました

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通常、ネットワーク工程表の作成が出題されていましたが
今年は計算問題が2問でました。

電験取得済みの方にはサービス問題となりました。

1題.png

これは電圧降下を求める問題です。

ポイントは単相2線式というところですね。

ではまず、電流の流れを下の図で確認しましょう。

無222題.png

青の線は負荷に10Aを流します。 そして赤の線では負荷に20Aを
流します。

ところが、0.1Ωにはその両方、つまり10A+20A=30Aが流れるところが
ポイントになります。

0.1Ωの抵抗(1相分)では0.1Ω×30A=03Vの電圧降下が生じます。
同様に0.2Ωの抵抗では0.2Ω×20A=0.4Vの電圧降下が生じます。

両方で0.3+0.4=0.7V電圧が降下します。

ところが2線あるのでこれを2倍します。

つまり0.7×2=1.4V電圧が降下します。

送電端電圧が210Vなので210-14=196Vが答えとなります。

ブログに慣れていないため今日はここまでです。
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