「私の職業当ててください」という男性。
「この間、観てもらった手相占い師は、ズバリ当てたよ」と仰るではありませんか。
「昨日の夕御飯を当てください!」じゃなくてよかった。と、内心どきっとしてしまいました。
私は、霊能者じゃありませんので、もちろん分かりませんが(笑)。たしかに“値踏み”されてしまうのはいたしかたないのはわかります。
「今を当てらぜずして、未来を予測できるわけがない」ということなのでしよう。この男性の気持もよく分ります。
でも、手相というのは統計学のようなものですから、その占い師が当てたというのであれば、およそ手相には特徴があるというものです。
何か特徴的なパターンがあるはずです。たしかにありました。
それは、知能線です。
1.短い知能線が生命線から離れて伸びてる。
2.もう一本の知能線が伸びている。
職人さんか、スポーツの選手に多いパターンです。職人さんだとしたら、ルールにとらわれない新しいことをどんどん取り入れるタイプです。また、もう一本の知能線は、末端が2つに分かれていて、技術面だけではなく気配りや転機の利く方です。接客業などのサービス業向きです。
ただ、他の情報もなく、手相のみでこれ以上、ピンポイントで職業を絞り込むことは難しいです。
そのようにお話しをさせていただきました。
実はこの男性、ある飲食業のチェーン店で厨房を任されていたのです。