「性格」と「性質」は分けて考えよう

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僕はHSP気質が強いのですが、すごく細かいことが気になったりするんですね。

小さなことを気にしてると「自分は器が小さいんじゃないか」とか、人の細かい言動に気づきやすくて「自分は嫌な人間なんじゃないか」とか、周りの影響を受けやすくて「自分を持ってないんじゃないか」と悩むこともありました。

しかし、これって「性格」と「性質」をごっちゃにしてたんです。

急に言われてもピンと来ないかもしれませんが、しっかり分けて考えれるようになると、かなり生きやすくなりますので一緒に考えてみましょう。

まず少し整理してみましょうか。

「性格」の意味を調べると

先天的な気質と後天的な影響とによる、その人の感情・意意志などの傾向。
とあります。

一方「性質」の意味は

もって生まれた気質。
つまり性格というのは、環境やそれまでの経験によって出来上がる感情や意志のことですから、精神的なものが大きいです。

それに対して性質はそもそも備わった機能。特徴のことです。そこに考え方もくそもありません。要は物理的な話なんですね。

HSPは気質のことなので性質に分類されます。
そして冒頭にあげたことは全てHSPの性質が原因です。

小さなことが気になるのも人の言動に反応しやすいのも、そういう性質だからというだけに過ぎません。
そこに良いも悪いもありません。

例えば、疲れやすい人はより多くの休息が必要です。しかしそのことを根性がないと捉えてしまうのは全くの見当違いです。

体の機能的に、休息が平均より多く必要なだけで、その人の性格はまた別の話なのです

もちろん気にしすぎで悩んでるという時に、性格が全く関係ないわけではありません。
ただこういう性格なんだと決めつけずに、気質が大きな要因になっているということを知っておいてほしいんです。

それをちゃんと理解できていると、より物事を俯瞰的に見れますし、自分自身との正しい付き合い方が分かってきます。

ぜひ普段から「性格」「性質」を分けて考えるように意識してみてください🙆‍♂️


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