小さな幸せをたくさん持つ

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誰でも幸せになりたい。だから目標を持って努力する。でも想い通りの人生なんてほんの一握りの人しか実現できない。

そんな時、「今あるしあわせに気づけ」と言う。
そうは言っても「今あるしあわせ」は当たり前でなかなかありがたいとは思えない。何故なら平穏な幸せは退屈だからだ。悪いことも起こらないが良いことも起こらない、起伏の無い平らなものだからだ。

「今日食べれることがしあわせ」「仕事があることがしあわせ」と思えと言う。確かに不運な第三者と比べればありがたいことだと思う。
でもその比較相手はいつも自分より苦労している人で、自分を優位な場所に置くために持ち出している。
この時自分より恵まれている人を挙げることは無い。
しあわせは退屈で発見しづらく、いつも比較の中で考えられてきた。


それではいつまで経ってもしあわせを感じることはできない。
退屈しない、他人と比べないしあわせを感じるためにはどうしたらいいだろうか。ひとつの方法として、「小さな幸せをたくさん持つ」ことを勧めたい。

例えば、「十万円のディナー一回よりも、一万円のディナーを十回」

「十万円のディナー」という一点集中の幸福は失われた時のダメージが大きい。それよりも三万円、一万円のディナーを数多く経験する。
十万円のディナーが一万円のディナーに比べ、常に十倍の幸せを与えてくれることは無い。ディナーの相手が十人になれば、しあわせ感も十人に伝わりすそ野を広くする。

幸せの発生源を最低でも三つ持つといい。
大(夢)、中(希望)、小(欲)の幸せを持ってグルグル回す。
希望や欲を満たすことで、大きな夢を実現できなくても楽しくなる。
しあわせの頻度が高まれば自分の人生に退屈してる暇もない。


それでも他人との幸せ比べは残るかもしれない。
そんな時、私は幸せの数で勝負する。
そんな開き直りもおもしろい。

人生は楽しんだ者勝ちだ。どうしたら自分の人生を楽しめるか、考えて欲しい。
ひとつの方法として、「小さな幸せをたくさん持つ」ことを勧めたい。



ブログやコラムに書いた記事を、少しまとめてみようと思っていました。
仕事に関することや自己啓発に繋がることなど、思いつくままに気軽に書いてきました。その中でも、どのカテゴリーにも入らないものがある。
今回はそんな内容の文章をひとつにしてみました。



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