結婚、妊活、出産〜中途半端バリキャリの苦悩〜②

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コラム
こんにちは(^^)
中途半端バリキャリのみり子と申します。

新卒で入社した会社を泣く泣く辞めて以来、20代で全5社を渡り歩き、
現在は片足をサラリーマン、片足を独立準備に突っ込み、
おまけに今年は出産も経験し、てんてこ舞いな毎日を送る1児の母です。

宅地建物取引士・婚活アドバイザーの資格、
及び転職経験やその他実体験をもとに、
誰かのお役に立つべく、ココナラ等を通じてお世話になっています★

今回はタイトルとも親和性の高い、「キャリア」について。
(私が女性なので、どうしても女性目線に偏ってはいますが、男性読者の方も想定しています!)

男女ともに、特に20〜30代のキャリアって一生を決めるとも言われる一方、
「冒険したもん勝ち」という価値観もあったり、
若くしがらみが少ない分、自分自身の価値観が問われる時期なのは間違い無いでしょう。

私は大学時代の就活を考える頃、今思えばふわふわ宙に浮いていました。
「海外赴任で活躍もしてみたい」
「全国転勤でも飲み会でも朝帰りでもなんでもかかってこい!」
「社会貢献性の高い、影響力の大きい仕事に携わりたい!」
「一生働くかもしれないから給料も期待できる会社に入りたい!」
でも
「色々考えると30歳前後では第一子を産んでおいた方が良いのかな?」
「結婚とか出産の時期が大きなプロジェクトと被ったらどうなるんだろう?」

もう完全なる頭でっかちですね。笑
今となっては「まずつべこべ言わずに働いてみろよ」とも言いたくなります。
と言うのも、そんなことを考えていた大学3年生の頃から約5年後には、
新卒で入った大好きな会社を辞める運命が待ち受けていたのですから。。。

「好きな会社なのに何で辞めたか」
について語ってみるのも面白そうではありますが、
今回のポイントは「社会に出てからの価値観の変化」です。

前述の

「海外赴任で活躍もしてみたい」
「全国転勤でも飲み会でも朝帰りでもなんでもかかってこい!」
というような気持ちと、
「色々考えると30歳前後では第一子を産んでおいた方が良いのかな?」
というような混在した価値観、女性のうちの何割かは当てはまるのではないでしょうか?
しかし、どちらの価値観がその後の自分をより強く引っ張るかは、
結構ギリギリの状況にならないとわからない人も多いと思うのです。

その証拠に、私はこんな人たちに出会っています。

「恋人が海外赴任に決まり、プロポーズを快諾し当たり前に付いていくつもりでいたものの、いざ退職の準備を進めると初めて仕事を辞めたくない自分に気づいた
「28歳くらいで普通に今の恋人と結婚して専業主婦コースの予定だったのに、仕事が楽しすぎて結婚願望がどこかへ消えてしまい、まだ結婚は早すぎると感じてプロポーズを断ってしまった
「子供ができたら出来るだけ仕事をセーブして家庭を優先するのが最善だと思っていた。でも、子供が母親を必要としなくなるにつれて社会からの孤独感を感じるようになり、自分のキャリアを捨ててしまったことを後悔し始めた」

また、こんな男性もいました。

「自由に働きたいから新卒からベンチャーに入社したが、こんなに早く子供が出来る運命なら自分は大手に入ればよかった。職場が万年人材不足で"男性の育休"なんてとても言い出せない。自分が育休を取りたいなんて思うとは夢にも思っていなかった

伝わりますでしょうか、「価値観の変化」なんて枚挙に暇がないんですよね。

もちろん、ベンチャー企業でも男性の育休を歓迎する会社はあるでしょう。
配偶者の海外赴任の間、退職せずとも待ってくれる会社も中にはあるでしょう。
ただし、入社するタイミングで全てを予感して会社選びをするのは至難の業ですし、日々変化が大きい人ほど、(あるいは平凡な日常に見える人ですら、)
人間の価値観ってアップロードされているのだと思います。

予め「価値観が変わった未来の自分」が喜ぶ最善の選択をしておくのは難しいかもしれませんが、
「最大限未来を想像した選択」をしておくことは出来るかもしれません。
上記の方々にコミュニケーションを取ると、割とその時点で見えていた事実にしか目を向けていなかった傾向にあることがわかっています。

正解は1つではありませんが、もしやり方の合いそうな方がいらしたら、ご参考までに・・・

*以下は、育休取得中の私が自分に課している、
「最大限未来を想像した選択」をするための思考整理の途中段階です*


■今の本音
・第一子が生まれて、本当はしばらく仕事のことなんて考えずに、
とにかく「どっぷりと家庭の時間を増やしたい」と思っている。
・その一方で、24時間育児にだけ没頭するにも限界を感じている。

■(多分)永久に変わらない価値観
・子供に寂しい思い/不憫な思いはさせたくない。
・何かしらの手段で仕事はしていたい。(専業主婦になる希望は無い)
・誰かのためになることを仕事にしていたい。(稼げれば何の仕事でも良いわけではない)
・取得済みの資格やこれまでの経歴を活かせる形で働きたい。

■変わるかもしれない価値観
・サラリーマンという働き方(が何だかんだ安定・安心という考え)
・独立した方が絶対に自分の思い通りにしやすい(のでは?という考え)
・子供のそばには可能な限り、親がいてあげた方が良い(はずだ!という考え)
・子供は最低2人は欲しい
・夫と休日(曜日)が合っていないと困る
・日本に死ぬまでいること

■絶対に避けたいこと
・仕事に時間を奪われすぎて、家庭の時間や自由な時間が持てないこと
・自分の欲しいものを買うときに、元手が夫の給与だけになること
・自分へのモチベーション維持のための必要経費を捻出できないこと
・子供に与えてあげたい教育や環境に対して、予算不足に直面すること
・老後に経済的・心理的不安を抱えること
・子供が手離れしたときに、他に生き甲斐がないこと
・自分の親に万が一のことがあった際に、お金と時間を捻出できないこと
・夫がFIREしたいと言い出したときに、経済的な理由で応援してあげられないこと


こんな何でもないシンプルな整理ですが、具体性は帯びていると言えるのではないでしょうか。
また、日々忙殺される渦中ではなかなか落ち着いて箇条書きする時間が取れず、頭の中がゴチャゴチャしたまま日々を過ごしている方や、
今の価値観が変わる可能性を想定せずに進んでいる方も多いのではないでしょうか?

今回はキャリアが発端でこの話になりましたが、私がココナラ上でご相談を承るお客様の多くは、テーマが変わってもメカニズムが一緒であることを教えてくださいます。
家探しや婚活などのテーマにおいても第三者に話したり紙に書いたりすることで不思議と、
上記のような「変わる可能性のある価値観」「変わらない(であろう)価値観」
が具現化し、方向性が見出せる方が多いように感じます。

もし年末年始にお時間のある方は、是非やってみてくださいね♪
次回は、「大好きな会社を辞める時」について書こうと思います。

良いお年をお迎えください^^




















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