Joomla!という海外では多用されているCMSです。
ある分野でのシェアは随一だと思います。
それは、会員管理や複雑なコンテンツを扱うサイトです。ECの分野でも秀逸な有料エクステンション(WPで言うところのプラグイン)があります。
WEBサイト全体でのシェアはWordPressがダントツですが、これらサービスに目的を絞ってみた場合にはJoomla!のシェアが大きいです。
なので、サイト開発時には目的に応じてWordPressやJoomla!、あるいはDrupalといったCMSを使い分けるのが良いと思います。
知人はJoomla!のみでホテル予約サイトを運用させています。
レンタルサービス業向けの有料エクステンションを利用してカスタマイズしてるんですね。
他にも、以下のようなサイトをエクステンションのインストールと設定のみで構築可能です。
・FacebookのようなSNS
・ホットペッパーのようなポータルサイト
・地域密着型の宿泊予約サイト
・楽天やAmazonのような、複数店舗(オーナー)が出店できるECポータル
もしフルスクラッチで開発した場合、CMSでは当然併せ持つようなユーザー認証、カテゴリーの階層管理、権限設定などの部分も1から作ることに。
バグも多数出るでしょう。
人気のある有償エクステンションは、何千、何万ダウンロードされているものもあり、品質の高さは保証されていますね。
スタートアップの際にローコストでサービスを開始するのに適しています。
日本語対応していなくても、もともとJoomla!自体が多言語対応なので、機能に必要な部分は日本語定義ファイルを作ってやるだけで対応します。
残念ながら日本語リファレンスが少ないという理由だけで、日本では普及していません。
私自身、100万PV程度の大手メーカーサイトをJoomla!で運用しています。
10年近く経ちますが、テンプレートの更新と、機能追加をしたのみです。
不明な点があればご相談ください。