インボイス時代に会計業務を効率化する

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従来であれば、10月のこの時期に来年の確定申告を意識してる人は多くないとは思いますが、課税事業者となりインボイス登録した人は色々不明点もあって困惑してそうです。

確定申告=3月15日みたいなものだったのが、今度からは3月末日締め切りの消費税の確定申告も必要になりますもんね。

えっ、何それ?と思う人もいるかもしれません。

消費税の確定申告のためには、仕入れで支払った消費税額を算出する必要がありますが、地代家賃のような消費税のかからないもの、税率8%のもの、10%のもの、内税、外税・・・と、1つ1つの仕入れに対して見極めつつ集計しないといけません。

昔はやよいの青色申告を使ってました。まあ、使い勝手が悪いですね。何と言うか作業の自動化がしにくい。しかも修正申告に対応してなかったり(数年前の時点ですが)。

最近はMoneyForwardクラウド確定申告を使用しています。月額300円台だったかと思います。

個人向けのMoneyForwardを家計簿のように使っている人は案外いると思います。

MFクラウド確定申告はそのデータをインポートすることもできますし、銀行口座の履歴、Amazonや楽天、その他メジャーなサイトでの購入履歴、他電子マネー系の決済データも自動で取り込んでくれます。

面倒なのは現金取引のレシート、領収書ですよね。
あれも自動で取り込む方法があります。

富士通PFUのScanSnapを使っていますが、連続スキャンが可能で、
30枚ぐらいの大きさも異なるレシートをフィーダーで読み込むと、金額のみならず店名や電話番号も読み込み、何なら電話番号から企業名を補正してくれます。

300枚程度のレシートでもデータ化するのに5時間程度で終わります。

その連続スキャンしたデータをそのままレシート画像と一緒にMFクラウド経費に取り込む事もできますが、修正作業の手間も考えて一度CSVに落としています。

そのCSV上で確認して、MFクラウド確定申告の仕訳管理でインポートすれば現金出納のデータも仕上がります。

昔やよいを使っていた頃は確定申告前の2,3週間はバタバタしていましたが、今は1週間ぐらい前のタイミングで、読み込んでいたデータの確認、申告書類の作成、e-taxでの申請という流れです。ほぼ1日で済みます。

税理士業務に相当しない範囲で、IT系に限らず、フリーランスとして独立する人、したての人向けにやるべき事、ばたばたせずに済む方法も20年来の経験を基にアドバイスできるかと思います。

ではでは。
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