今、この記事を目にされていると言うことは、あなたはご自身のビジネスを行なっていらっしゃるのだと思います。あるいは、会社で営業に携わるお仕事をされていらっしゃるのかもしれません。もしかしたら、企業のウェブサイトの担当者で、売上や利益を上げるよう言われているのかもしれません。
いずれにしましても、これらの全ての営みはビジネスの利益を上げる為に成約を目指しているという共通点を持っています。そして、これらの営み(だけでなく思考から、非言語と呼ばれる画像から受ける印象の操作に至るまで)は全て「言葉」を用いて行われています。
私は、ビジネスを効率的で無駄の無い美しいものとする為に、言葉の研究を行っています(本業では理論物理学の研究者をしています)。その結果、研究を始めて2ヶ月の頃に行なったアフィリエイトで成約率15.4%を出したり、クライアント様から依頼を受けて27000字を超えるセールスレターを何本も書いたり、あるいはそれらの経験を元にセールスレター(や営業メール、ウェブサイト、noteに至るまで)のコピー(=文章)の添削も行って来ました。
その経験から断言しますが、ほぼ100%、あなたのビジネスでは本来成約できた見込み客を逃しています。実際、私が添削させて頂いた結果、「自分では気付かない視点」「想像と期待を大幅に超える添削内容」「目から鱗」などの声を頂いています。
セールスレター(に限らずBtoBの営業メールから企業のウェブサイトに至るまで)の成約率は「ちょっとしたこと」の積み重ねで大きく上げられます。逆に、知らず識らずそれらの「ミス」を重ねてしまうと低い成約率に甘んじることになってしまいます。しかも、自分では良かれと思って(あるいは世の中に溢れているレターを参考に)書いていらっしゃるので、自力では成約率を下げている要因に気付けない場合がほとんどです。このような背景が、先ほどの思いもしなかったという声に繋がっているのではないでしょうか。
何本ものレター(や営業メール、ウェブサイト、更にはnoteまで)を添削させて頂いた結果、成約率を下げてしまう「ミス」には共通のものが多いことが判明しました。そこで、この記事ではそれらの犯されがちな「ミス」と、それに対する改善策を説明しています。この記事があなたのビジネスの効率化を図る一助になりましたら幸いです。
以下では、私が複数の方々にアドバイスさせて頂いた、10個の共通の「ミス」を解説して行きます。それらの「ミス」が散見される箇所順に、セールスレターのヘッド(=冒頭)部分から末尾にかけて解説していますので、1点目から10点目へと順番にあなたのレターと突き合わせながら読み進めて頂ければ、その場で改善でき、すぐに成約率向上を狙えると考えます。