#014 額の確定検査 被検査者の立場

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科学技術庁での経験は、非常に役に立ちました。この前、公募に応募して採択されたと書きましたが、予算を受ける側になると、恐ろしい量のエビデンスをそろえる必要があります。これを「精算書類」といい、だいたい一千万円の予算で5cmファイル1冊程度になります。エビデンスと言うだけあって、例えば出張した場合に、単に新幹線とか航空機の領収書をそろえれば良いというのではなく、出張申請書、運賃の領収書と乗車事実を示すもの(新幹線の場合は、乗車券に「無効」スタンプが押されたもの、航空機を利用した場合は半券。無くしたら乗車証明書)、出張清算書、精算した金額を本人に振り込んだという証明書、出張報告書などが必要となります。海外案件の場合は、上記に加えて、航空チケット代の3社見積もり、現地通貨に換金した際の為替の証明書や、社内精算時の為替レートを示すエビデンスなど、後からだとそろえるのが困難な書類があります。
でも私はそれらを検査する側にいたので、あらかじめ手を打つことによって、漏れなく書類をそろえられる体制を作り上げることができました。
これらの経験が、私のお手伝いの範囲である「公募」にかかるお話です。
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