タイトル通り実は気功を人にする上で、クライアントさんに対する過度の「やさしさ」と「共感」はあだになります。
え?「やさしさ」と「共感」が、気功師(ヒーラー)には大事なんじゃない?
と思われるかもしれませんが、「やさしさ」と「共感」が強すぎる気功師(ヒーラー)はクライアントさんが増えれば増えるほど、キャリアが長くなればなるほど、体調を崩したり、精神的に病んでいくことがあります。(この辺は医療従事者、特に共感力が強い女性が多い看護師さんや介護士さんの世界を見ているとわかると思います)
何度も書いていますが、僕のクライアントさんはまじめな方が多いので、なんとか、クライアントさんのクライアントの症状を治してあげたい、でもうまくできないと、うんうん悩んでしまう姿をよく見ます。
あえて言うならば、
気功師にとって「やさしさ」と「共感」は最低限は必要ですが、逆にある程度の冷酷さは必須です。
反共感論
ポール・ブルーム
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*無条件に肯定されている「共感」にもとづく考え方が、実は公正を欠く政策から人種差別まで、社会のさまざまな問題を生み出しているとする「共感」の負の側面を書いた名著。
僕ら現代気功師は大周天を日常化しているので、気が枯れることはないし相手の悪い気をもらうことはないはずですが、
過度の「やさしさ」、特に「共感」によって、俗にいう「被り」という状態を自ら引き起こしてしまう気功師が多いのです。
「被り」とは、クライアントさんの症状をもらう現象。場にエネルギーを吸い取られてしまう現象ですが、ホメオスタシスの同調によって気功師は相手を書き換えますので、多少なりとも相手の症状をもらうことはあります。
ただ、マイナスの同調を増幅させるか否かは気功師(ヒーラー)本人の問題です。
僕はブログでも個別セッションでもマイナス感情自体が起こるのは問題ないが、それがループするのが問題と口を酸っぱくするくらい言っていますが、その話ともつながります。
マイナス感情の「ループ」は、自分で起こしています。(時には過度な「やさしさ」と「共感」によって)
クライアントさんに引っ張られるのは、自分で抽象度を下げてしまっているからですが、対応する術はシンプル。
「抽象度を上げる」
だけです。
余談ですが、某T先生は「被りを話す人は気功を語る資格は本来ない」と言われますが、ここまでの話が頭で分っていても「被り」に苦しむ気功師(ヒーラー)は多いのは問題だと思います。
気功師は情報空間を操作するのが仕事なので、自分自身の抽象度が下がった時には、気功師的に(情報空間の操作)で乗り切ろうとします。(僕の気功技術「愛燦燦(あいさんさん)」やクンダリーニなど)
もちろんそれ自体は有効ですが、それでも気分が晴れない、気功技術を使う元気さえなくなる場合はやり方をかえる必要があります。
で、ここからが本題。
抽象度が下がってしまった場合(落ち込んだ場合)のアプローチ(抽象度を上げる方法)はいろいろありますが、僕なりに2つのコツをお教えします。
1つは
「心の問題は体で解決し、肉体の問題は心で解決する」
と知っておくことです。
頭の中(情報空間の操作)で解決できないくらい落ち込んだ場合は、肉体の動きや行動によってアプローチしてください。具体的にはシンプルに筋トレをする、走る、泳ぐ、散歩に出かける(有酸素運動、無酸素運動)かかわらずと体を動かしていくと、解決の糸口が見つけられます。
カラクリを補足すると、特に大きな筋肉を動かすとBDNF(脳由来神経栄養因子)が活性化して頭がスッキリします。
マッチョがなんとなくいつも楽しそうなのは(語弊があったらすいませんが)、BDNFガンガンだからなのです。(たぶん 笑)
*上腕二頭筋ナイス!チョモランマ!デカ過ぎて固定資産税がかかりそうだなっ!!
ボディビルのかけ声辞典
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また、好きな音楽を聴く、お気に入りのDVDを見る、好きな本を読むなど物理的なアプローチで過去のポジティブな記憶を発火させて、自分の良い状態を再現することも効果的です。
そして、もう一つの方法が皆さん、もうお分かりですよね、そう、、、
「笑い」
です。
僕が関西人であるかはわかりませんが、僕の人生は「笑い」で助けられています(自分自身が面白い人かはおいといて、、、)ここは好みが分かれると思いますが、僕は良質な漫才やコントを見ることで僕は良く自分をメンテナンスしています。
*とうさん?、とーさん、とうさん!!。とおさん!!!笑
僕はクライアントさんには、気功ヒーリングや個別セッションをする場合、
丁寧にやることは大事だけど、もっとコントをやるようにふざけてやるくらいの方がうまくいくよとお伝えしています。
(この辺のニュアンスはなかなか伝えにくいですが、、、)
また、僕のメンターはアランの幸福論は気功師にとって必須書籍と言っています。ここには、抽象度が下がった気功師(ヒーラー)が読むと一瞬で抽象度を上げるヒントが満載です。
アラン 幸福論 (岩波文庫)
神谷 幹夫
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*漫画「べしゃり暮らし」の名言ですが、実はネタ元はアランです。
気功師としての僕なりのメンテナンス方法をお話しましたが、あなたなりのルーティンを見つけてみてください^ ^
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