#27:”お化粧”としての敬語 ~自分を良く見せる考え方~

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たけやんです。
自分の成長のため &情報のアウトプットを目的に、ブログをはじめました。まったり更新する予定です。
これを読んでくれた方に、少しでもプラスとなる事があれば幸いです。
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【質問】みなさんは、どういった時に『敬語』を使いますか?

おそらく、ほとんどの人の回答が
 ・自分より年齢が上の人と話すとき
 ・自分より立場(地位や役職)が上の人と話すとき
 ・初対面の人と話すとき
といった、 ”自分より目上の人(または、目上かどうか不明な人)” という判断基準によるものではないでしょうか。

 また、こういった条件のもと、”仕方なく敬語を使わされている” と感じる場面もあると思います。
(特に、苦手な先輩・上司や、上から目線で話してくる人など・・・)

私も、こういった考え方は間違っていないと思います。
ですが!この考え方や使い方は、ものすごく損をしている敬語の使い方です。

そこで今回は、『周りに良い印象を与える敬語の使い方(考え方)』を知って頂こうと思います。
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敬語の考え方について、私にとても素晴らしい価値観を与えてくれたのがこちらの1冊です。
◆本物のおとな論[著:外山滋比古]
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外山滋比古さんと言えば、名著「思考の整理学」をはじめ、たくさんの著作で素晴らしい知識や思想・価値観を表現してくれている方で、私の尊敬する著者の1人です。

そんな外山さんが、この本の中で『敬語』とはどういった物かを話しているのですが、ざっくり要点をまとめると、こうなります。

※敬語とは、目上の人だから使うという物ではなく、”言葉のたしなみ”
 なのである。分かりやすく言えば『言葉のお化粧』なのだ。


私は、この『言葉のお化粧』という表現にとても衝撃を受けました。
そして、確かにその通りだなぁ~と感銘を受けたのです。

「言葉」を「服装」に置き換えると、人前に出る時にどんな恰好をするべきかが分かります。
 ・綺麗な言葉  ⇒ 綺麗な服装 :
 ・きたない言葉 ⇒ きたない服装:×
 ・くだけた言葉 ⇒ くだけた服装:×

そういう風に『敬語の捉え方』を変えると、普段での敬語の使い方や、使う相手が変わるのではないでしょうか?
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そして何より、これは私の考え方なのですが、 ”相手によって言葉遣いや態度をコロコロ変える人” を信頼できるでしょうか?

そういう人を見てしまうと、
「あぁ、この人はこういう判断基準で人を区別(差別)してるんだな・・・」
と思ってしまうのです。

だからと言って、全ての人に敬語を使えと言うのではありません。
身近な家族や親しい仲間など、 ”相手との心の距離” に応じて、敬語を使ったり、お互いに慣れ親しんだ言葉遣いを使い分けるのが一番良いと思います。

いかがでしょうか?
普段、身だしなみに気を使う人はたくさんいますが、髪型や服装などの ”見える部分のおしゃれ” に合わせて、話し方や言葉の選び方といった ”見えない部分のおしゃれ” にも意識してみると、より一層 魅力的な自分になれるのではないでしょうか。


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