誰かに傷つけられたと思った時

記事
占い
今日のテーマは「誰かに傷つけられたと思った時」です。

会社や人間関係のなかで、誰かの一言によって「傷つけられた」と思うことがあります。

ここには実は大きなからくりがあります。

人は「自分が持っている古傷しか傷つかない」ということなのです。詳しく説明していきましょう。

例えば、自分が大変美しいと思っている人がいるとしましょう。その人に「あなたブスね。」と誰かが言っても「え?そうなの?そうかなぁ。この人は好みがちょっと個性的なのかな。」で終わってしまうでしょう。つまり、何かを言われても、本人がそれを気にしていなければ傷付かないのです。

私はとても体格が大きい(太っている)のですが、「運動神経悪そう」と言われても傷つきません。私は運動神経がいいのです。ダンスも得意です。

では「傷つく」とはどういう仕組みなのでしょうか。

それは、「これまでに傷ついた経験がある古傷を思い出させるようなことをされた時」に傷つくのです。

例えば、もし誰かが学生時代にマラソン大会でビリになり、他の生徒からバカにされた、恥ずかしい思いをしたという記憶があったとしましょう。その経験を嫌な思い出として持っていたとしましょう。そこに「あなたは運動ができなさそう」と言われたら、その古傷が痛むので、「バカにされた」「傷ついた」と思うのです。

他にも、子どもの頃から親に「要領が悪い」と言われていつも嫌な気分だったり、人前でバカにされて傷ついてた記憶があるとします。そうすると、会社で「レポートが上手くまとめられていない。」と指摘されただけで、古傷が攻撃されたと感じてしまい「バカにされた」「傷ついた」となるのです。

解決法はいろいろありますが、ひとつ書いておきます。

「それは相手が勝手に言っていることで、事実かどうかはわからない。」と理解し、「傷付いているのは自分の古傷がうずいているから。」と理解することです。この二つを切り離して考える癖をつけていくことで、改善されます。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す