第2回:スペイン語講座 関係代名詞QUEの続き

記事
学び
前回は関係代名詞「QUE」のさわりを勉強しました。

今回は、さらに詳しく解説していきます。


これは読み飛ばしてもいいです

まず、関係代名詞には、「形容詞的用法」「代名詞的用法」の2種類があります。ですが、そんなに大きな意味の違いはないので、気にしなくても大丈夫です。

例えば、
La estudiante que viene todos los lunes.
(毎週月曜日に来る学生)

これは形容詞的用法なんです。どっちかというとこの文章は、「毎週月曜に来る」ということを重要視しているんですね。これは形容詞節になるのでこの時のQUEは形容詞的用法になります。

次に、
Catarina, que estaba ayer muy ocupoda, 以下略
 (カタリーナ、この人は昨日とても忙しかったが、)

この時は代名詞的用法なんです。いや、同じやん。て感じですが、この場合のQUEはCatarina に重点を置いています。

と言っても、英語にするとどっちもWhoなんですよね。なのでそんなに気にしなくてもいいのかと思います。

ここから本題 queの前に前置詞を置く場合

いつでも「que」だけでいいわけではないのです。que の前に前置詞を置かないといけないときがあります。
先に英語で説明しておきます。

英語の例文でよく出る 
This is a pen which my mother wrote with.
(私の母が書くのに使ったペンです)

この文の最後にwithがついていますよね。もともとこの文章は、
My mother wrote with this pen. で、Pen を強調するために
「This is a pen 」を前にだして、whichを使って、My mother wrote with 
という説明文をくっつけています。withがないと文章の意味が通らなくなるのでwithはなくすことはできません。

スペイン語も同じで、関係代名詞を使うときに前置詞は残します。ここで英語と一つ違うのが、前置詞が最後ではなく関係代名詞の直前に来るということです。

先ほどの例文をそのままスペイン語にすると、
Este boligrafo con que mi mama escribio'.

もとの文はこれ
Mi mama escribio’ con este boligrafo.

こうなります。「con」というのは英語のwithです。スペイン語の場合は、関係代名詞を使って文章を書くときに、前置詞は関係代名詞の直前に来ます。

位置が違うだけでそんなに大差はありません。


「Quien」先行詞が人のとき

 queに引き続き、今度は人が先行詞の時につかう関係代名詞「Quien」に移ります。

Quien の意味は「誰」なのでWhoに近い意味を持ちます。人が先行詞にときに使います。ですが、英語よりも使う場面は限定されます。

・人が先行詞かつ、前置詞と使うとき
・先行詞についての説明を後につなげたいとき

この説明というのは、かわいいとか、明るいとか、様子を示す形容詞ではなく、先行詞の人がおかれている状況を表現することです。「泣いている」や「何も知らない」などです。






サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す