ご要望の取り扱い方法
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デザイン・イラスト
ご要望にも正しい扱い方がある
今回は「ご要望の取り扱い」について。
外構に限らず
計画にはご要望がつきものですが、
「ご要望を正しく扱うとメリットがあるよ」
というお話です。
今回の内容を活かしていただくと
理想のデザインが手に入りやすくなります。
外構をご検討中の方はぜひご参考に。
ポイントはひとつだけ
正しい扱い方って何?ってことですが、
カンタンです。
「ご要望をできる限り言語化する」
これでOKです。
理想のデザインが手に入ります。
言語化と書きましたが
キレイな言葉である必要はございません。
日常言葉で十分です。
言語化すると…
ご要望を言語化するとどうなるのか。
言語化できている
→ ご要望が明確
→ デザイナーと正確に共有できる
→ 施主様とデザイナー両者が同じイメージを持つ
→ デザイナーは的確なご提案ができる
→ 理想のデザインが手に入る
こうなります。
施主様の意図が誤解なく伝わるわけです。
当然の結果ですよね。
例えばこうなります
ひとつ例を挙げてみましょう。
下の画像を理想イメージとして
施主様からご提供いただいた、
そのお打合せ中と仮定しましょう。
言語化できていないと
施主様からこんな発言が出ます。
・ なんとなく好き
・ とりあえずこんな感じで
これではデザイナーも困ります。
・ この画像を選んだ理由
・ どの要素がお好きなのか
このあたりが曖昧すぎるわけです。
施主様の状況と資料は
建物も敷地も異なりますから
当然そのままでは工事は不可能、
納まりを検討調整する必要があります。
ご要望が明確でないと
どの要素を守りつつ調整すれば良いのか、
検討もつかないわけです。
ここはデザイナーでは判断できません。
もしなんとなく調整できても
的確でないご提案になるのは必然です。
次に良い例を。
・ 和風とモダンさ両方あるびが良い
・ こんなフレームを取り入れたい
・ 建物と木目が合っているのが好感触
・ 天然石壁の風合いが好み
・ 細い雰囲気の高木はぜひ欲しい
まったく違いますね。
ポイントが明確ですので
「この部分がお好みなんだな」と
デザイナーも把握しやすい。
ひとつひとつはバラバラで
辻褄があっていないこともあるでしょう。
しかし辻褄合わせはデザイナーの役目なので
まったく問題ありません。
お気になさらずドンドン共有していただく。
多ければ多いほど施主様のご要望を理解できます。
ご提案が理想形になるのは当然ですね。
ご要望はコミュニケーションツール
いかがでしょうか。
デザイナーも日々いろんな工夫をしております。
どんな質問だと詳しくお話くださるのか…
どんな資料を使うとわかりやすいのか…
お打合せやデザインは
一種のコミュニケーションだと私は思います。
両者が歩み寄ってはじめて成り立つ。
施主様の真剣な思いを
私たちデザイナーも懸命に理解する。
そのようなコミュニケーションの先に
理想のデザインは存在するのかな〜
と私は考えております。
私のサービスでは
いつでもご相談を受付中です。
外構に関して何かございましたら
お気軽にDMにてお声がけください。