ご要望の取り扱い方法

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デザイン・イラスト

ご要望にも正しい扱い方がある

今回は「ご要望の取り扱い」について。
外構に限らず
計画にはご要望がつきものですが、
「ご要望を正しく扱うとメリットがあるよ」
というお話です。

今回の内容を活かしていただくと
理想のデザインが手に入りやすくなります。
外構をご検討中の方はぜひご参考に。

ポイントはひとつだけ

正しい扱い方って何?ってことですが、
カンタンです。

「ご要望をできる限り言語化する」

これでOKです。
理想のデザインが手に入ります。

言語化と書きましたが
キレイな言葉である必要はございません。
日常言葉で十分です。

言語化すると…

ご要望を言語化するとどうなるのか。

言語化できている
 → ご要望が明確
 → デザイナーと正確に共有できる
 → 施主様とデザイナー両者が同じイメージを持つ
 → デザイナーは的確なご提案ができる
 → 理想のデザインが手に入る

こうなります。
施主様の意図が誤解なく伝わるわけです。
当然の結果ですよね。

例えばこうなります

ひとつ例を挙げてみましょう。

下の画像を理想イメージとして
施主様からご提供いただいた、
そのお打合せ中と仮定しましょう。

Screen Shot 2022-07-31 at 1.15.07.png


言語化できていないと
施主様からこんな発言が出ます。
・ なんとなく好き
・ とりあえずこんな感じで

これではデザイナーも困ります。
 ・ この画像を選んだ理由
 ・ どの要素がお好きなのか
このあたりが曖昧すぎるわけです。

施主様の状況と資料は
建物も敷地も異なりますから
当然そのままでは工事は不可能、
納まりを検討調整する必要があります。

ご要望が明確でないと
どの要素を守りつつ調整すれば良いのか、
検討もつかないわけです。
ここはデザイナーでは判断できません。

もしなんとなく調整できても
的確でないご提案になるのは必然です。


次に良い例を。
・ 和風とモダンさ両方あるびが良い
・ こんなフレームを取り入れたい
・ 建物と木目が合っているのが好感触
・ 天然石壁の風合いが好み
・ 細い雰囲気の高木はぜひ欲しい

まったく違いますね。
ポイントが明確ですので
「この部分がお好みなんだな」と
デザイナーも把握しやすい。
ひとつひとつはバラバラで
辻褄があっていないこともあるでしょう。
しかし辻褄合わせはデザイナーの役目なので
まったく問題ありません。
お気になさらずドンドン共有していただく。
多ければ多いほど施主様のご要望を理解できます。

ご提案が理想形になるのは当然ですね。

ご要望はコミュニケーションツール

いかがでしょうか。

デザイナーも日々いろんな工夫をしております。
どんな質問だと詳しくお話くださるのか…
どんな資料を使うとわかりやすいのか…

お打合せやデザインは
一種のコミュニケーションだと私は思います。
両者が歩み寄ってはじめて成り立つ。

施主様の真剣な思いを
私たちデザイナーも懸命に理解する。
そのようなコミュニケーションの先に
理想のデザインは存在するのかな〜
と私は考えております。

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