「メンタルリハーサル」に自己催眠を併用するメリット

記事
コラム
「接待ゴルフであがってしまう」
「試験中に頭が真っ白になり、本来の実力が出せない」
「営業先でのプレゼンでいつも手が震えてしまう」

など、リスクヘッジに注力するあまり、いろいろなことを考えすぎて上手くいかなかったり失敗してしまうことは往々にしてあります。

ではどうすれば良いかというと、「余計なことを色々考えずに、最も大切なことに意識を払う」のがいちばんなのですが、自分ではどれも重要なことと考えていることが頭をもたげるわけですから、そんなことはできません。

そうなると、フィジカルに働きかけて自分の意識をうまくコントロールするしかありません。それが催眠だったり自己催眠だったりします。

ざっくりいうと、呼吸法と筋弛緩、温感暗示などを使い分けながら、深い瞑想状態に入り、「自分が上がってしまう」ステージに自己を誘導し、「うまくいっている自分のイメージ」を自分の深い意識にはめ込む作業を何度も繰り返すことが必要になってきます。それが催眠や自己催眠を用いたメンタルリハーサルです。

ところが一般の、主に全米催眠療法士協会のテクニックだと、深呼吸して目を閉じてスクリプトを聞かせるだけになってしまい、なかなか自己変容までつなげることができません。

古来、高名な宗教家などは、栄養失調の寸前になるほど断食を何日も行ったり、幻覚が見えるまで不眠状態で座禅したり、命の危険をさらしながら自己変容を達成しました。

ところが現代人は、会社を何日も休んで熊がいるようなところで滝に打たれたり、落石だらけの洞窟にこもったりするわけにもいきません。そこで先人達の知恵と経験の蓄積である自己催眠などを併用する必要とメリットが出てきます。まずは、世界的な催眠学の権威であった故・成瀬悟策博士の「自己コントロール法」などを手にとってみるのが良いでしょう。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す