魂について 10 ~前世の行いは今世に引きずるのか~

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占い
こんにちは。
スピリチュアルメッセンジャーの沙耶美です。

引っ越し後、生活リズムをようやく取り戻してきました。
少しずつ自分らしい生活になりつつあります。

今回は、以前にお客様から質問をいただいたことを回答しようと思います。ずっと気になりながらも、ドタバタで、まとめきれていませんでした。

魂と感情の関係

魂は、感情を持ちません。魂の間は、人間のような感情は持たず、人間としてのボディを得たときから、感情を持つようになります。

お母さんの体内で十月十日存在する間に「感情」というものが形成されてゆきます。それは、60兆個の細胞と結びつきます。60兆個の細胞は性格、そして感情と結びつきます。

60兆個の細胞には、陽子と陰子があるので、性格にも長所と短所があります。

60兆個の細胞は、前世、過去世、先祖から受け継いだもので、すべての記憶があります。今世で得た記憶も存在します。

これらは、人間としてのボディを得たときに、今世の細胞にインストールされます。

前世のネガティブな行いは残るのか?

今世の細胞に記憶がインストールされる時、前世のネガティブな行いは一緒にインストールされるのか?

という質問を以前にいただいたことがあります。

答えはNOとも、YESとも言えません。

前世で「ネガティブな行い=悪いことをした」と仮定しましょう。

その時の行為によって「自分が何を感じたのか?」という記憶は事実として残ります。どんな種類の感情を使ったのか?という記憶です。

そして、「したこと、されたこと」の事実も来世に持ち越します。これが因縁です。

過去に自分がやったことをまた繰り返すことはあり得ます。されたことが今世でも似たようなことにつながることはあります。

しかし、ありえないことが1つだけあります。
今世の人生で運が悪いことが、イコール【前世の自分がやった悪いことに対する罰】ではありません。これは決してありえません。

神様からの罰、という言い方をしますが、神様は罰を与えませんから。
全ては、自分の使ってきた感情の結果です。自分の心の状態と等しいことしか現実には起こりません。
ですから、神様は罰を与えているのではなく、その人自身の心の状態に等しいことをもたらしている、に過ぎないのです。

過去に自分が使った感情の記憶も、今世にも残ります。
ただ、前世と今世では時代が違います。何百年も経過していることもあるのです。

前世に起きたから、必ず今世に起こることではない。
60兆個の細胞が1つの人生の中で、すべて使われるわけではありません。だから前世に起きても、今世で起きなことだってあるのです。

因縁は存在します。
これは乗り越える必要があります。魂の修行と結びついています。

因縁を乗り越えるためには、今の自分が心の修行をするしかありません。方法はただ1つです。

毎日を感謝とハッピーに満たされるように自分の意識を高めていく。
自分を愛し、自分を大事にし、丁寧に生きる。

そうしてゆくと、自然と心が満たされてゆきます。
そうやって生き、満たされていくと、必ず周囲に対しても、思いやりと尊重の気持ちで接することができるようになってゆきますよ。

沙耶美




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