ココナラで唯一失敗した原因は○○○○でした。

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今まで60件を超える依頼を受けてきましたが、ココナラを長年使用していると、色々な人から様々な依頼を受けます。私の場合は主にWeb制作をメインに活動しているため、HP制作の依頼が多いのですが、今回は私がココナラでのやり取りで失敗した経験をお伝えしたいと思います。

やり取りの時間で失敗

ココナラでは基本的に文章でやり取りします。ビデオサービスなどがありますが、時間によって料金が発生するため、多くのクライントはビデオサービスを使用を躊躇するためです。

基本的に相手から連絡をもらったらなるべく早めに返信するようには心がけていますが、依頼が立て続けに発生しているような状況や、HPの構築を進行しているような状況だと返信が遅れることもしばしばありました。

また相手によっては、1～2週間以上何の連絡もない状態になってしまうこともしばしばあります。

そのような中で相手と人間関係のミスマッチが起きたことが何度かありました。そうなった結果、思うようにやり取りや制作が進まなくなり、制作期間が4～6ヵ月以上にも及ぶような長期案件となってしまったのです。

このケースは何度か経験していますが、原因はお互いに時間を決めなかったtために、だらだらとやり取りが続き、少しずつ認識がズレて、双方とも思うような結果にはなりませんでした。

この経験から、（私は相手には時間を強制しませんが）少なくとも48時間以内には必ず連絡を入れる、HP構築時に進捗を報告するなどの対策を取り入れることで、ある程度解消されたように思います。

私の場合はヒアリングに基づいて一からオリジナルのデザインを構築するため、他の制作者より時間がかかる場合が多いです。

素材はクライント側から提供されることもありますし、こちらで商業利用などの画像を用意することもあります。

そこで起きたのが、とある相手とのミスマッチでした。

Topヘッダーに使用する動画を私ではない他の動画制作者に依頼されたクライント様がいました。

私はその時、相手がヘッダーに動画を使用したいことは認識していましたが、特に動画について事前にご相談はなかったため、どのような長さ（尺）なのか、容量はどうなっているのか、細かい仕様は特に確認しなかったのです。

それは、てっきりクライント側がすべてを理解した上で、他の動画制作者に依頼したのだと思っていたのですが、どうやらクライント側は間違った認識で動画制作者と話を進めており、出来上がった動画はとてもHPに組み込める状態のものではありませんでした。

Topページに配置するヘッダー動画などは、Webに動画を組み込む場合、必ず再生時間（動画の尺）と容量に注意しなければなりません。

理想的な要件は、再生時間はできれば30秒前後～長くても1分以内、動画の容量は1～3MB前後、ループ再生できることが重要です。

高画質かつ長時間再生になると、それだけで動画の容量は30～40MB以上とかなり大容量になります。そうなると、Web内に組み込めなくなる可能性が大きく、また組み込めたとしても通信にかなり時間がかかり、表示速度にとても大きな影響を及ぼします。

恐らく相手は、こういった情報を知らないまま他の動画制作者に依頼したのだと思います。

こちらに送られてきた動画を見たときは、すぐに使えないと分かりました。

そこで、「尺を短くするように再度お願いしてみてはいかがですか？」とお伝えいたしましたが、どうやら動画制作者に拒否されたみたいでした。

このあたりから徐々にやり取りがズレていき、クライント側は「（私から）事前に動画制作の要件など、そんな話は聞いていない」と不信感を抱いたようでした。

もちろんクライント側が悪いとは思っていません。ただ、事前にご相談いただけていれば、このような事態は防げていたと思います。

このような事態を防ぐためにも、できる限り事前に相手と相談し、認識の差を埋めることが大切です。