目を覚ませ!Googleはサイト品質をスコア化していない

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皆様こんにちは、月間平均 100 万 PV の個人ブログ「Jetstream BLOG」管理人 & ライターの 石井順 です。

Google の検索責任者ジョン・ミューラー氏は 2021 年 11 月 12 日に YouTube ライブにて行ったオンライン相談回オフィスアワーの英語版の中で、『Google はサイト品質をスコア化していない』ということを明らかにしました。

Google はこれまで、サイトを評価する際のざっくりとした基準は公開していたものの、具体的な内容や実際に裏側でどんなことが行われているのかなど、特に詳細な説明をしてきませんでした。これは裏側を公開してしまうと、悪用する SEO 業者などが現れるからです。

今回も裏側で行われていることの詳細が公開されたわけではないのですが、よく巷で使われる「ドメインパワー」のような Google 公式のスコア基準を、Google は特に持っていないということが公式に明らかとなりました。

つまり、「ドメインパワー」など幻想。単なる参考数値に過ぎないということです。

私自身、ここのブログ内で何度も『ドメインパワーなどサードパティー企業が同時に算出している参考数値に過ぎない』ということを訴えてきました。ブログ初心者が「ドメインパワー」などを追い求めることは、時間と労力の無駄ということを。

では何を追い求めていけばいいのか?それは、読者に好かれる『読者ファースト』なコンテンツの構築です。具体的には、読みやすい文章と見やすいレイアウトが主となり、取り扱う情報の独自性や、信ぴょう性も曖昧な 3 次情報以降のゴミ情報を取り扱わないことなども大きなポイントとなります。

読者に好かれるコンテンツでは、読者はポジティブな行動を起こします。記事を下までスクロールしてじっくりと読んでくれたり、内部リンクに飛んでくれたり、好意的に広告をクリックしてくれたりなどです。これらはコンテンツ作成側が作為的に操作できるものではなく、あくまでも読者主体行われます。そういったコンテンツが、結果的に Google にも評価されるということです。

「ドメインパワー」にとらわれている方は、さっさと目を覚ましましょう。
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