こんにちは。
設楽涼禅(したらりょうぜん)です。
前回は学生時代~前職の事を書きましたので、今回は転職後のお話。
「その1」はこちら。
【現在の会社】
ギター会社を辞めた後、地元の会社に就職しました。
父の勤めていた会社で、欠員が出てる、自動車免許(マニュアル)だけあればいい。という誘い文句と共に再就職しました。
仕事は自動車開発のテストドライバー。
一般的にテストドライバーと聞くと”限界走行で白煙を上げながら走行するレーシングスーツに身を包んだ仕事”を想像されるかもしれませんが、僕がやっていた仕事は、”どんな車でも試験標準通りに走らせる仕事”です。
レーシングスーツは着たことありません。
作業着と安全靴とヘルメットです。
色々な車に乗れて、どんな車でも同じ走行をするのは意外とテクニックが必要なので結構好きな仕事でした。
【1回目の異動】
そして、台上試験部門に異動します。
詳しくは書けませんが、開発中の車をあーだこーだしてレポートにまとめる仕事です。
この時初めてエクセルとワードを触ります。
データを扱う仕事は意外と面白く、先輩がサボりまくっていた事もあり独学でデータ解析とレポート作成を覚えます。
【2回目の異動】
次に生産ラインの監査業務に就きます。
工場から出てきた車を走行チェックしたり、抜き取り監査したりします。
人間関係には恵まれていましたが、その頃の仕事仲間はほとんど辞めてしまったそうです。
M君元気かな?
【3回目の異動】
次に異動した先は航空機の製造でした。
おそらく昭和からほとんど変わっていないであろう職人技術で、あの巨大な航空機が作られていきます。
製造に携わっている時に検査員が突然辞めるというイベントが発生し、次の検査員として抜擢されました。
過去の試験業務、エクセル、レポート作成などのフラグが回収された瞬間です。
この検査員の経験でQCやQMSなどを、やはり独学で学ばされます。
今もそうですが、先輩からマトモに仕事を教わった経験はほとんどありません。
なんだこの会社…
その3へ続きます。