お客さんに話しかけるのがうまい漫才師とヘタな漫才師の違い
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劇場のお客さんの反応が全体的に重かったときに,和牛の川西さんが「いつもより客席に話しかけていた」というツイートをみました。「川西さんさすが!」と思いましたし,「そこに注目してツイートしたお客さんもさすが!」と思いました
漫才師の中には,お客さんに話しかけるのがかなり苦手な人もいます。そのような人が(誰かにアドバイスされたのか)意識してお客さんに話しかけようとすると,結構わざとらしく話しかける形になってしまう場合があります
川西さんは,これがものすごくうまい漫才師です。「お客さんの反応が重かったからいつもより客席に話しかける」という対応からも分かるように,お客さんの反応を見ながら,本気で話しかけているので「うまい」と感じます。これが苦手な人は,「台本のこの部分でお客さんに話しかける」と前もって決め,意識してそれをやるので,わざとらしくなってしまいます