和牛のネタは,どんどんバージョンアップしたり,いつの間にか別バージョンができていたりすることで定評がありますが,これこそ漫才の醍醐味だと思います
漫才というのは完成がないようなもので,毎回アドリブが入って変化しますし,その日のお客さんの年齢層や雰囲気,ネタ時間の長さに合わせて調整したりもするので,同じネタでも無限にアレンジできるというか,そのネタをやり続ければ自然とバージョンは増え続けます。その結果,よりおもしろくもなりますし,結果的に別バージョンのネタが生まれることもあります
ネタを育てるというのはこういうことで,その過程をみることができるというのも,漫才の醍醐味の一つだと思います