「言葉にできるは武器になる」書籍から学ぶマニュアル作り

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ビジネス・マーケティング
こんにちは拓郎です!本日は、言葉にできるは武器になる。
という本を紹介しながら、治療院のマニュアル作成のヒントとなるようなお話をしていこうと思います。
私自身、あまり本は読む方じゃないんですが、
この本は本当に面白い!すごくためになるし、出会えてよかったって、思える本なんですよ。
いやもっと言語にしろよって言われそうなんですが、
この本の魅力を少しずつお伝えしていきます。
コピーライターのうめださとしさんという方が書いている本ですが、
ジョージアの「世界は誰かの仕事でできている」
あとは、「バイトするならタウンワーク」みなさんも聞いたことがあると思いますが、
耳に残るキャッチコピーを作られた人ですね。
コピーライターというご職業は、
一言の商品紹介で数千万、時には数億が動くこともあるので、
それ相応の言葉のスキルが必要になってくる仕事と言えます
そんな方が考えた、
言葉の発し方。言語化の方法について書いてある本なのですが、
こちらを参考にしながら今日はお届けしていきます。
治療院のマニュアルを作ってみたけど伝わっている気がしない。
という方はその解決方法がめちゃくちゃわかると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

「こう話せば」、仕事ができるように見える女性にモテる「言葉」はこれだ!

こんな薄い話をしていく本ではありません。
かっこいいこと言いたいですよね。
美しいこと言いたいですよね。
名言っぽく、ぼそっと言った一言で、Twitterでバズりたいですよね。
ただ、
この本の作者の方が言いたいのはそこじゃないんですよね。
世の中の書籍の中には、いわゆるノウハウ本的なものがありふれています。
治療院業界に置き換えれば、
こういえばリピートできる。みたいな。
ただ、そういうものって、
そんなの状況によるだろ、とか、
使えるときが限定されるだろ、
とツッコミどころがあるものが多いじゃないですが。
治療院経営において、マニュアルの重要性をずっとお伝えしていますが、
そういった「言葉のテクニック」ばかり磨いていても、
あなたのビジネスを支えてくれる
強固なマニュアルはできないのですね。

言葉は意見を伝える道具である。


あなたの
これから伝えようとしている事・考えていること、
本の中ではこれを「意見」と言っていますが、
これを相手にわかってもらうために、
言葉を使うんですよね。
だから、「言葉」と「意見」は別物として捉えることができる。
体の内側にあるのが、「意見、伝えようとしていること」で、
外側にあるのが、「言葉」とも言えますね。
ただ、その言葉は、意見がなくてもそれっぽいことは言える。
仮に、あなたの意見がほぼゼロでも、
患者さんに次回も来てもらうようできるとは思います。
治療院リピートトーク100選みたいなやつですね。
たしかに、テクニック的な「言葉」も、大事ではあるのですが、
ご自身が本当に患者さんに伝えたい「意見」
これらを磨いたり、深く掘り下げることが大切なんです。
その意見、想い・思想が、
「言葉」として口から出ることによって、
患者さんの、ハートに響かせることができるんですよね

あなたの意見を掘り下げろ!言葉を磨く前に、意見を深くしろ!


この本の主題がこれなんですね。
いや〜、心の刺さりますよね。この部分が1章でガッツリ語られているので、ぜひ1章だけでもみてほしいです。
言葉を磨くスキルを身につけても、
自分の本当の真の気持ちを把握していないと
相手に刺さる「言葉」は身につかない。
ちゃんとあなたが考えていることを、
育てる
ことによって、外に出る言葉が洗練されたものになる
人前で話すのが苦手
想いを伝えるのが難しい、、、
という方も多いと思いますが、
言葉にできない
ということは
言葉にできるほど
意見が育っていない。
考えられていない
と同じことである。
本書ではそう言われています。

ここから、本書を私なりに解釈した治療院のマニュアル作成方法をお伝えしていきます

テクニックなどの言葉だけ磨いてもしょうがない。
伝えたいこと、意見を磨く。

この考えをどう活かすのか。
まずは、ご自身の治療技術、健康に関する考え方などなど、
患者さんに提供したいものをしっかりと決めます。
いや、普通に決まっていて、それを患者さんに提供しているんですけど、、、
という方もいらっしゃっると思いますが、徹底的に決まっているか、説明できる状態になっているか、
考えてほしいと思うんですよね。
何を解決するための、エクササイズなのか、
なんのどこを見るための検査なのか、
何回通えば、どんな症状が、どうなるのか。
「いや、そんなの人それぞれだよ」というかたに言いたい。
あなたの健康に対する・意見・考え方はずっと変わらないですよね。
他の治療院との違いなども含めて、明確に決めることが大事なのですね。
それが、決まっていない。そもそも感覚でやっている。
患者さんによって考えが変わる。というのであれば、
先ほども言いましたが、言葉にできるだけ考えられていない、のと一緒ということです。

マニュアルは0から作らない。これまで育ててきたものを強くする。


治療院のマニュアルを作ろうとすると、
私のマニュアルなんてダメだわ。
全部作り変えなくっちゃ!
それはダメです。
今やっていることはあなたが信じてきたもの。
何かしらの想いがあるはずなので、
そこをうまく掘り下げたり、形あるものにしましょう。
こうやれば、患者さんの体が良くなる。
というなんとなく使っている手技を、
深掘りしましょう。
これは、すぐにはできません。時間と手間がかかります。
汗と涙の量とマニュアルの仕上がり具合が比例する。と言っても良いかもしれませんね。
ちゃんと思考を張り巡らせてください。
それでは、本日のまとめです。
外に出す「言葉」ではなく、内側にある「意見」を磨く!
「言葉」としてマニュアルに落とし込む!
参考になれば幸いです。

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