問診で絶対に聞いてはいけないこと!!

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ビジネス・マーケティング
今回は、「問診の時に、聞いては行けないこと。」
そんなテーマでお話をしていきます。
問診の話はしっかり話したいなと、ずっと思っていたんですよね。。。

というのも、以前の「共感よりも大切なこと」という記事の中で
問診についてちょっとお話したんですが、

その記事を見た方から、
「どんな感じで問診してますか?」
「最初に何聞きますか?」
というご質問を頂きまして^^

だから、改めて問診の事を話しておこうかな?と。

問診の重要性は重々承知のことと思いますが、
問診は、何を聞くか?よりも、
何を聞いては行けないのか。

ここをまず意識してほしいと思います。
今日の内容は、
私も気を抜くと、ついついやってしまいそうになることでもあるので、
自戒の念も込めてお伝えしていこうと思います!

問診で、一番気をつけなければ行けないことは、
患者さんに、不快な思いをさせないこと。です。
当たり前やん!ってつっこまれそうですが、
まずお伝えしなければ行けないことなんですね。

治療院業界では、聞き上手になるべし、
聞く力を身につけようと言われますが、
ここに落とし穴があると思っているんですよね。
しかも、かなり大きめの。

その言葉通りに、たくさん質問しなきゃ
患者さんの深層心理に入っていかなきゃ
と頑張って聞こうとすることによって、
患者さんの意に反する会話の流れになってしまう恐れがあります。

質問を頑張ろうとしてしまうことの
弊害とも言えると思います。
この辺は、事例を踏まえてお伝えしていきますね。。
ここで皆さんに質問です。

問診で、引き出したいことはなんでしょうか?
簡潔に言うと、
リピートにつながること。
通って頂く理由に直結する言葉だったり、感情だったり。
ですよね。

例えば、
「何年も症状が辛いからなんとか治したいです」
といった、年季が入っていそうな言葉とか、
趣味の旅行に行けるようになりたい
といった深い願望などですよね。
こういった継続通院にコミットするような言葉
さえ出てしまえば、
後は、自動的にリピートになる
回数券も買って貰えるし、
継続プランにもご案内がしやすい。
だから、なんとか引き出したい部分ですよね。
リピートの真髄とも言えるのではないでしょうか。
しかし、
このリピートにつながる言葉を聞きたいときに、
かなり注意が必要になってきます。
例えば、腰痛で悩んでいる、という患者さんがいらっしゃったとしましょう。
そこで問診をしていて、
「あまり深いところまで話してくれないな、、、」
ちょっと悩みが浅そう
このような方に対して、
リピートしなそうだな、、、
と思って、
痛みが解決されたら何をしたいですか?
と、悩みの先を無理に聞き出そうとしたり、
腰が痛い事を、ご家族の方は知っていますか?なんていっていますか?
と悩みの深さを故意に自覚してもらおうとしたりする
などですね。
リピートしなきゃいけない理由を、
せっかちに聴こうとするみたいな感じですね。

もっと、真剣にお体の事を考えましょうよ。
治らなくて、この先どうするんですか?
と半ば煽ってみたりですね。
治療家の方だと、主導権を握ろうとして、
上から質問をしたりしやすいですが、
確かにそうするすることで、
「ああ、この先生は神かも、、、」
みたいな感じでなんて言うんでしょう、、、
熱意がある先生だな
私の事をしっかり考えてくれている、と
思っていただけるケースもありますね。
絶対治したい!と生き込んでいる先生程、
その熱意が空回りしてしまうことがあると思います。
かくゆうわたしも過去はよくありました。
もしかしたら、今でも熱意が先行してしまうことはあるかもしれません。
ただ、まだそこまでの治療に対する欲求
治していくスイッチが入っていない方にそれをやってしまうと、
「なんなの?この先生。失礼しちゃうわ」
みたいな感じに不快感を与えかねないのですね。
治療院の最初の対応である問診の部分では、
丁寧に症状をお伺いさせて頂く事を意識してください。
このように問診のマニュアルを仕上げて行ったほうが、
リピート率の再現性も高くなります。
誠実な対応が結果的に、結果的に信頼関係の構築につながって、
継続通院を決めてくれるはずなんですよね。
自分の治療家マインドに頼って、
いわゆる質問力を上げようと思って、
突拍子もないことは言わない方が無難だと思います。
例え、悩みが浅そうな人でも、問診以降の
検査や施術の説明の時に深い悩みが出てきたりもするので、
問診だけで決めようとせずに、
一つ一つの項目を誠実に対応していきましょう。
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