指導者と選手の壁①

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 高校野球の指導者は絶対だ。そして、偉そうに威張りちらしている。
選手との会話はあったものではない。会話があったとしても、選手から声をかけるのではなく、指導者から声をかける。選手と同じ目線にたって、会話はするならいいが、上から目線で会話というか、声をかける。そのような雰囲気では、声をかけられた選手は、萎縮して、縮まって「はい」「はい」しか言わない。指導者の自己満足、優越感を示した、声かけのみである。こういうやりとりをして、選手はさらに萎縮して、絶対、悩み事、相談事、そういう深刻なことじゃなくても、些細なこと、世間話もできない。こんな指導者と選手の雰囲気で、うまくいくとは思えない。教育とは言えない。選手は我慢するしかない。いじめられていたとしても、誰にも言えない。選手の個性を奪っていく。
 その指導者のやり方と言えばそれまでだが、結果を出せなかったり、選手から評判が悪かったりしたら、クビにする必要がある。しかし、今の高校野球の指導者は、何をやっても、理不尽な指導をしてても、地位はそのままだ。
 選手が物を言える雰囲気、環境が大事だ。今は高校野球の指導者は独裁者と言っても過言ではない。
 そのような指導を選手が望んでいるなら、構わないと思うが、全員がそう思うとは思えない。

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