こんにちは。
ECサイト店長を8年の松嶋俊です。
8年もECサイトを管理していると売上が増える要素が何で、
増えない要素が何か、僕なりの答えがうっすらですが
見えてきました。
・自社ドメインの公式サイト
・アマゾン
・楽天
・ヤフーショッピング
自社のサイト以外のモールも全て当てハマると考えています。
※あくまでも僕なりの答えなのでご了承ください。
どうすれば売上が増えるのか?
単純です。
「どれだけ手をかけたか」
これにつきます。
「片手間で・・・」というキャッチコピーが流行っていた時期がありましたが、絶対売上は上がらないでしょう。
なぜなら、手をかけられないから見落としが多いし、
質が伴わないから。
手のかけ具合で、
売上100万円のサイトが1年後には1000万円を生み出すサイトに変わったり、逆に1000万円のサイトが手を付けなくなり500万円に落ちたり。
この現象はサイトの担当が変わったタイミングで
起きたりします。
もちろん、プロのコンサルなど入れなくても
社内のスタッフが本気で良くしたいという気持ちがあれば、
かならずサイトは良くなると思っていて、そういう現象を
実際に見てきました。
入社当時の女性スタッフが
前任からサイトを引き受け、運用を開始しました。
今までサイト運用をしていないスタッフでしたが、
モールのコンサルのアドバイスや先輩からのアドバイスを元に
サイトを修正をしていき、結局3倍くらい売上を増やしていましたね。
前任は、取り扱っていた商品は旬じゃないからと、
勝手に売上の限界と決めつけ、さらに周りからのアドバイスを聞かずに
自分の考えばかりで、運用をしていたことで、なかなか売上が増えず、
担当入れ替えをしたことで、売上が面白ように増えていきました。
こういうのを見ると、
「あぁ~スキルじゃないんだ」
「どうにかしたい!という担当のマインドで変わるんだ」
助けが増え、応援する人もでき、
結果が出れば一緒に喜び合い、更にモチベーションが高くなる。
積極的に知識を身に着けようと努力をして、
それを試して、検証して、結果が出れば自信に変わる。
良いサイクルが、取り組む姿勢で回りだす。
良いものを見せてもらった気持ちでした。
担当が変わると、違った風がふくので、
こういうことが起きます。
どれだけ手をかけたか。
もっと分かりやすくいえば、
アナリティクスでの解析もそうです。
ご存知のとおり、アナリティクスではお客さんの行動が
数字として表されていて、状況の確認、判断を下すときに
使うツールですよね。
なぜ、アナリティクスの活用が売上の増減に影響するのかというと、
売れているサイトは間違いなく担当がアナリティクスを毎日見ていて、
日々検証を繰り返しています。
アクセスの状況はどうか。
流入元の変化はないか。反応の良いもの、悪いものを
日々確認をして、悪いものは削り、良いものを伸ばす動きをとり、
更に、新しい流入元を探し、検証していく。
ページの反応はどうか。
直帰率、滞在時間は良いのか、悪いのか。
良いページであれば、なぜ反応が良いのか。横展開で増やせないか。
更には、どこから流入されていて、どこの流入元から反応が良いのか。
良い流入元があれば、増やすことはできないか。
コンバージョンはどうか。
どの商品が売れているのか。どのページがコンバージョンに影響しているのか。ページが分かれば、行動フローの中に入れたいが、どうしたら見てもらえるのか。
一部ですが、毎日こんな事を考えてアナリティクス、サイトを見ています。
変態ですよね(笑)
変わり者ですが、こんなスタッフが管理していたらサイトは間違いなく良い方向にいくというのが分かると思います。
反対に手がかけれない、片手間でやっていたら、そういう
変化がわからないし、そもそも、一つ一つの事柄について真剣に考えられないので、小手先のつまらない施策ばかりになってしまう。
日々の積み重ねが、独自性を生み出し、
他と比べられない存在に確立すると思っているので、
負のサイクルにドハマリしてしまいますよね。
結論。
成果を上げているスタッフやお店をみて
「まぐれ、まぐれ!運が良かっただけだよ!」と思わないでください。
売上は偶然、増えたりしない。
増えるサイトには、必ず要因があり、スタッフの陰ながら努力をしている。
もし、ご自身での解析が難しければお手伝いさせていただきます。このようなサービスも行っていますので、よければどうぞ。