お客様からのご質問:どうやってカードリーディングしてますか?

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占い
下記のご質問を頂きました。
DMからいつでもお待ちしております。

ご質問:占いの際はカードリーディングをされていると存じますが、どうやってカードの意味合いを読み取られていますか?


お答えします。

私は基本的には霊感系の占いを多用しますが、お悩み内容によってはカードを使った方が良いので、
タロットカードとオラクルカードを使用します。

まず、私は各カードの意味はほぼ重視せず、出てきたカードを見た時の印象を重視します。
スクリーンショット 2023-12-23 13.57.42.png

(下記、HESOMOGE.com様より画像お借りしました。)

画像
死神のカード。「青い鳥タロット」より
たとえば、画像のカードは「死神」です。
死、そのものの意味にも取れますが、セオリーとしては「またやり直す」などの有益な破壊と再生の意味を持っています。

ただ、私の場合はその意味だけにとどまらず、相談内容によっては死神であっても「大きな決断も厭わない勇気」という意味にとったり、
恋愛であれば「死ぬまで一緒にいられる」という本来の死神のカードとは別の意味を読み取ったりします。

タロット占いの歴史を紐解くと、それは被差別階級の方の魔女狩りの歴史や、ジプシーの方の無念が表れてきます。
絵柄も、たとえば「女教皇」など、キリスト教では存在しない女性の教皇を指しますが、都市伝説的に「実は存在したが抹消された」という噂もあります。
男性優位のキリスト教においてあってはならない存在ながら、なぜかタロットカードには残してある。
このようなところに、先人のタロットの絵柄をデザインした人が託した未来への願いを読み取るべきだと思います。

他のカードにおいてもそうですが、
まず、神仏や霊感は、誰かひとりのために働いてくださる訳がありません。
宇宙規模の計算のもと、より善く生きようと足掻く人間を、見えない存在が少し後押ししてくれるに過ぎません。
なので、オラクルもタロットも、「自分だけが幸せになりたい、そのための術を教えよ」もしくは「この神様にあやかろう、祈ったのだからどうにかしてくれる」という自己中心的な思いは、
人間性云々の前に、これだけ沢山の人間が必死で生きている中で、物理的に通るはずがないのです。

カードは、その絵柄にイラストレーターが込めた思いが、霊界のメッセージを載せて、占術者に囁いてくれるものです。
まずは「意味」を捉えるのではなく、
そのカードが「何を教えてくれようとしてくれているか」、画像にあるモチーフひとつひとつ、また人物が写っていればその表情や仕草ひとつひとつを観察すべきです。
必ず毎度、違う意味を語りかけてくれます。

また、何枚でもカードは引いて良いので、スプレッドで意味を捉えきれなければワンオラクルを繰り返しても良いです。
とにかくカードを人間の親友のように、敬意を持って扱うことが大事です。

当たり外れの占いでなく、
そのカードの歴史やクリエイターの思いを聞きながら、お客様や自分の人生の幸せになるための方向性を、まるで親友と共に真剣に協議して、それを答えとしてお伝えするような感じでカードと向き合わせて頂いてます。

以上です。
またご質問あればお待ちしております!

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