安倍元総理の国葬・「私のお墓の前で泣かないでください」の真意

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コラム
悲惨な事件から連休を挟み、野党の反対を押しきり、安倍元総理の国葬が閣議決定したようです。
SNSでは当然、反対の意見や、これを外交機会として前に進むための機会になると想定している方、純粋に死を悼んでいる方と様々です。

さて、占いのご相談でも良く聞かれますが、亡くなった方は葬儀やお墓をどのように捉えているのでしょうか。※こちらはまずはご自分の宗派に準じてくださいね。

まず、数年前に流行った「千の風になって」という歌の通り、お墓が霊の住まいではありません。また、葬儀の大きさで故人が悲しむことはありません。

まず、お墓もとい仏壇は、霊界との窓口です。
そこに向かって手を合わせることで、霊界の相手と繋がることができます。
但し、これはお墓という場所が集中しやすい故で、
自宅で故人の絵や遺品、似顔絵などに意識を集中させても気持ちを伝えることが出来ます。

また葬儀については、故人に対する生前の気持ちや、多少の後悔、次世代に功績を伝えて次の世を作るための知恵でもあります。
故人のためでなく、生きている私たちが納得することが大事です。
但し、それなりに立場があった方が白洲次郎氏のように「葬式無用、戒名無用」をやってしまうと、延々弔問客が途切れなくなるので、大々的に葬儀をやったほうが良い場合もあるでしょう。

これからお盆の季節が来ますが、
死者に手を合わせながら、自分たちの人生にしっかりとフォーカスできるように意識をむけてみてください。
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