1ヶ月ココナラを研究し、男女デザイナーチームで「ロゴデザイン」のサービスを開始!約4ヶ月でロゴ部門1位を獲得!個人の時代のデザイナーのあり方を探求するmavshineさん

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デザイン・イラスト
写真)デザインチーム「mavshine」さんと「カフェダイニングジータ」の店主川井さん

こんにちは。ココナラ広報です。
ココナラにはプロフェッショナルとして活躍されている出品者の方が沢山います。
今回はデザイン会社で10年以上デザイナーとして経験を積まれたのち独立し、ココナラで出品をして約4ヶ月でデザイン部門のランキングで第1位を獲得した男女ユニットチームで活躍するデザイナーのmavshineさんにお話を伺いました。


ーココナラで出品されたきっかけを教えてください。

デザイナーとして独立を考えはじめた時期に、独立後の仕事の柱をつくっておきたいと思ったことがきっかけです。
コネクションはありましたが、それも限られたもの。広く全国にお客さんを広げるツールとして、オンラインでスキルの売り買いが可能なココナラが適していると思いました。
他のクラウドソーシング系のサービスも登録しましたが、私にはお客さんとの距離が近いココナラが合っていたため、いろいろ試した結果ココナラを選びました。

ー独立を考えたのはなぜですか?

デザイナーになって17年、企業の中でデザイナーとしてスキルや経験を積んできました。
第二のステージとして、自分の名前で個性を出しながら、直接お客さんと対峙できるようなデザイナーとして新たな道を切り開きたかったからです。

デザインの道に進んだのは、専門学校時代の恩師が「好きなことやんなよ」と背中を押してくれたのがきっかけです。
ただ、デザインのスキルもないし、まずは社会の厳しさを学ぼうと思って、恩師に「一番厳しい会社を教えてください!」と聞いたら「ヤマダ電機」でした。笑
たしかに売上主義の会社で厳しかったですが、入社して半年で店舗売上1位になりました。社会人経験を積むことができたので、1年で辞めて念願のデザイン会社にアルバイトとして入りました。
現場に入って、デザインスキルを磨く日々。スキルを獲得したので次は別のデザイン会社に社員として入り・・とデザイナーとして経験を積んでいきました。

ーその中で印象的な仕事はありますか?

J1サッカーチームの年間の販促物のコンペで提案が採用され、仕事を獲得したときは達成感がありましたね。
ポスターや壁のデザイン、市営ラッピングバスのデザインなど年間を通して企画・デザインをしました。
他には「大手デベロッパー」の年間のデザイナーの仕事は総合的なアートディレクションの力を養うことが出来ました。

ーココナラではどんなサービスを出品されたんですか?

メインのサービスは、ロゴデザインです。
競合にはない複数でデザイン提案をするスタイルにしました。
「mavshine」は、男女のユニットのデザインチームです。前職で同僚だったアイさんを誘って始めています。
男性と女性のそれぞれ、お題に対して提案するので、購入者の方は、2パターンのデザインから選ぶことができます。

総合窓口を私が担当しています。コミュニケーションが得意なので、お客さんから要望をヒアリングします。
その後、デザイン落とし込むとき、アイさんに声をかけて、お互いデザインを組み立てそれぞれが提案します。
デザインが採用された方が、売り上げの何%をもらう、という仕組みです。二人で切磋琢磨できるのでモチベーションを高い状態でやり続けれらる秘訣にもなっています。

ー斬新な提案スタイルですね。

実は、出品にあたり念入りに準備をしました。
自分が出品する「ロゴ」のジャンルは競合が多かったので、他の出品者さんとの差別化を図るために研究しました。
まずは競合調査をするため、デザインのカテゴリのサービスをいくつか購入をしました。金額感とデザインのクオリティ、そしてオンラインでの取引・コミュニケーションを実際に体験しました。

アイさんと私で他の出品者さんのサービスを比較して、自分たちの強みを分析しサービス内容を決めたのが研究をはじめて1ヶ月後でした。
いまの時代、モノが溢れている時代です。買い手にとっては、「何を買うか」より「誰から買うか」が大事になっています。
ココナラというプラットフォームの設計は「ひと」に焦点があたっています。プロフィールページをはじめ、「わたし」を起点にサービスが成り立っています。私にとっては、会社の看板を外して「わたし」で勝負していくのに最適な場所でした。

ー印象的なお取引はありますか?

挙げればきりがないのですが、デザイナーとしてデザインしたものが形になったのを知る瞬間、無情の喜びを感じます。笑
通常デザインして終わりのことが多いのですが、お客様によっては、お取引してから数ヶ月後に「ロゴを使ったエントランスが完成しました!」とか「ロゴを使ってこんなに素敵な商品が出来ました!」とかご報告してくださる方がいます。お客様から直接できたものをシェアして頂いたり、喜びの声をもらえるのは、会社員時代はありませんでした。

あとはちょっと特殊なケースですが、自分の近所でカフェをオープンされる方からロゴの依頼がきたことがありました。
ロゴを納品した後に、近所だったので気になって思わず立ち寄ってみました。
そしたら、入り口の暖簾(のれん)から始まりトレーやカップ、コーヒー豆のパッケージ、パンにまでロゴが刻印されていました。
嬉しさにひたっていたら、一緒に連れてきていた息子が「このロゴ、パパがデザインしたんだよ!」と店主の方に言ってしまって。笑

それで、ご挨拶をさせていただきました。
ロゴに満足して、様々なアイテムに刻印されたそうで、お役にたったんだなと改めてやりがいを感じました。

発注された店主の川井さんは「鎌倉という土地柄なので自然な感じでというおおまかな依頼に対して店舗の雰囲気やコンセプトなどを汲み取ってくださりイメージ通りのロゴとなり感謝をしています」と、その出来栄えにとても満足。お客さんの反応もとても良く、オリジナルグッズの売れ行きにも貢献していると考えているそう。

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鎌倉の「カフェ ダイニング ジータ」のロゴが刻印されたアイテム

ーどのような購入者が多いですか?

以前は、カフェやレストラン、病院、サロンなどの依頼が多かったのですが、コロナ禍の影響でここ半年ほどは、飲食店の依頼者がほぼゼロになってしまいました。
最近は、「ロゴ」以外に「チラシ」などの販促物の依頼も多くなっています。
例えば人工芝を販売している会社から、人工芝の高級版を紹介するパンフレットの依頼がありました。
コロナ禍で人工芝の受注が伸びているそうです。コロナ禍でも努力して売上を伸ばそうという方々のお役に立てればと思い、販促物の提案にも力を入れています。

ー今後、注力したいことはありますか?

自分のスキルや経験をコンテンツ化して発信し、必要な人に届けたいです。
ココナラで「ブログ機能」がローンチされたとき、初めてブログを有料で販売してみました。
最初はプロフィールページだけでは表現できないことを充填するために始めました。
ブログをはじめてから、出品者さん同志の繋がりが増え情報交換する機会が出来ました。
今後は、自分がやってきたことを発信していって、これからはじめる人が最初のスタートダッシュのお手伝いができればいいなと思っています。昔、先生になりたかった夢が叶えられそうです。笑
将来は、「mavshineのオンラインサロン」なんて出来たら楽しそうですね。
mavshineさんのブログ:https://coconala.com/blogs/928903/27328


mavshineさんは、ココナラ出品に際して、競合調査をして1ヶ月かけてサービスの開発をし、短期間で人気出品者に駆け上がりました。
今までのデザイナーとしての経験やスキルがあったのにもかかわらず、そこに胡座(あぐら)をかくことなく、新しいフィールドにきたらそのフィールドをとことん研究するーそこに成功者の秘訣があるんだなと納得しました。
さらにご自身の経験を、今後ココナラをはじめる人たちに惜しみなく共有していきたいと話されていて、その姿勢に感銘を受けました!
これからもmavshineさんのデザイナーにとどまらないご活躍に目が離せません。

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