ベネフィットで差別化できます

記事
ビジネス・マーケティング

やり方ではなく理想を売ります

同じような電子書籍が販売されている中で自分の出版した
本を他と差別化する必要があります。
表紙デザインを目立つものにすることも効果がありますが
もっと読者に直接訴求するポイントがあります。
それは、スキルやノウハウを直接売るのではなく
そのスキルやノウハウを読者が得た後の結果や理想の姿を
電子書籍で売るという思考です。
読者の悩みに直接訴えかけることができます。
スキルやノウハウはその悩みを解決する解決策ではありますが
本当に読者に刺さるのはその悩みが解決した後の自分の姿が
明確に想像できる文章です。

ベネフィットで差別化

この、読者の解決後の姿こそが「ベネフィット」です。
その本を買うことで得られる読者の利益や理想像となります。
実際の本の内容は解決策になるスキルやノウハウを提供しますが
本を販売するためのアピールになるのはベネフィットだということです。
そして、このベネフィットをうまく伝えることが
他の本との差別化になります。
ベネフィットを表現する言葉はなるべく具体的で状況を絞り込んだ
読者を限定したものの方が訴求力があります。
読者が「自分のための本」と思ってもらえるからです。
英語を教える本の場合

A ・・・英語がペラペラになります
B・・・外国の彼女ができます

Aのようにただ単純に「英語が話せます」という文章よりも
Bの外国の「彼女ができます」という方が具体的で読者の欲しかった姿
を想像することができます。
具体的であればあるほど読者のターゲットが絞られて
そのターゲットに刺さる文章になります。

3点セットで訴求します

そして、このベネフィットはこの教室でも何度か出てきましたが

3点セットで考えます。
それは

①表紙デザイン
②タイトル(サブタイトル)
③内容説明

この3点にベネフィットを盛り込む工夫をしてください。
電子書籍は立ち読みができませんから
読者に訴えることができるのはこの3点になります。
このように、電子書籍を差別化するのは絞り込んだターゲットに
ベネフィットを伝えることで実現できます。
ただ単に目立つだけでは本当の差別化にはなりません。
読者思考の考え方で取り組んでください。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す