弱者が負けるパターンを知る

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マネー・副業
■弱者=少額で負け続けている、という定義。つまり勝てる術を学べば最強の侍になるということ。

何回も退場すると同じパターンでやられていることに気付きます。分かっていても何度も同じようにやられる。手法も考え尽くして修正して初めは調子がいいのですが、段々と負けが込んでくると熱くなってポジポジ病になり、さらに傷口が悪化していきやがて退場です。原因は手法やルールの問題とメンタルの問題であるということです。ここで弱者が確実に負けるパターンを列挙します。
・目の前の値動きに翻弄され、少しでも逆行すると怖くて狼狽しロスカットしてしまう
・含み損が切れなくてドンドン雪だるま式に膨れ上がり、結果大きく原資を失う
・上下の固定概念が強く、相場が逆行しても頭を切り替えられない
・値動きが硬直しているレンジ相場や閑散相場でトレンドを狙ってしかけて連敗
なぜこういう負け方をしてしまうのか?それはトレンドを把握できずに、相場がどこに向かうのか想定できていない状況だからです。こういった状況では常に不安と隣り合わせになるのです。ですからまず大きなトレンドがどこに向かっているのかシナリオを立ててから短期トレードを行うのです。

例えば1分足チャートだけでトレードをしているとノイズで右往左往してしまいますよね。でも大きなトレンド自体は変化していないのであればまだトレンドは続行しているのです。そういうノイズも想定内と捉えるのか、逆行してしまったと狼狽するのかでは大きな収益の差が出てきます。

常に正しいトレンドでトレードをしていれば、うっかりミスで利確し損ねて押し目に向かってしまってもまた戻って含み益になるからです。そうやっていくつもの波を耐えて利益を積み重ねていく手法もありますが、正しいトレンドでいつ利確しても、またホールドしても問題がないシナリオを想定しておくべきなのです。

相場は7割以上はレンジ相場だと認識すべきです。大きなトレンドが発生すればイージーに稼げますので、その機会を待ちながらレンジ相場に対応していくのです。

含み損が切れない問題は”意識”の問題ですぐに解決します。シナリオと逆行したら即損切りです。ナンピンもしません(種が少ないのでできないという前提)即損切りできるというのはリスクリワードや自分の手法を信頼できるからできるのです。『すぐ取り戻せる』『損切りもコストの一部』こう割り切ることができるようになるでしょう。

ポジポジ病は結構多いですよね私もそうでした。無作為のトレードは損失をただ増やすだけです。そういうクセのある方はピラミッディングで最小ロットをポチポチするところから始めるといいです。数珠をつないでいくイメージです。インジケーターで通貨の強弱とトレンド判断を行うようにすれば自然とチャンスが明確になっていきますので、そのチャンスまではポジらなくなります。常にポジションを取るというのは逆にチャンスが見えていないということになりますので。期待値的に有利な場面で常にエントリーをするように心がければ勝率も上がっていくことになります。

だからといって1日のトレードを厳選してひたすらチャンスを待てという手法をおすすめするわけではありません。私は8通貨ペア常時監視していますしチャンスはいくらでも発生しますので、アクティブにトレード回数を増やしていくことができます。但し閑散としている時間などボラティリティがない所ではポジらないことをおすすめします。

【三行まとめ】
・方向を迷わないように相場の大きなトレンドを把握し方向を意識する
・相場は7割以上はレンジ相場、トレンド相場で値幅を取ろう
・狼狽してロスカットしない、トレンド逆行でロスカットする

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