不登校児の告白

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コラム
私の息子は不登校です。

今日は、息子が自分の不登校生活について
ずっと思っていたことを言葉にしてくれたので
シェアしたいと思います。
1年生の頃、俺は普通だった。
ただ、学校ではちゃんと鉛筆もてるのに
家に帰って宿題をするとなると
鉛筆がもてない、集中できない
そんな感じがあった。
でもその時は、よくわからなかったので
何となくしんどいな・・・と
思っていた。
2年生の頃、俺は頑張らないとと思った。
家で宿題ができないから居残りしてやって
帰ってきた。居残りする自分が偉いと思ってた。
3年生になって、厳しい先生になった。
学校で、毎日怒られた。
忘れ物大王と言われ、毎日名前が
黒板に張り出された。
宿題ができなくなった。
ママにも毎日怒られた。
横で、ずっと宿題チェックするママを
信頼してなかった。
どんどんママの表情も怖くなって
ママもしんどくなってるのわかってた。
でも、もしかしたら助けてくれるかも
しれないとも期待していた。
ママが理解してくれるのを待っていた。
6年生まで待ってみようと思った。
それまで待って、ママが変わらなかったら
すべて諦めて、ひきこもりになろうと思った。
4年生の頃、ママが少し変わりだした。
俺のことを理解しようとしてくれるようになった。
学校の先生が怖くなくなったのもよかった。
この頃は、図書室と支援学級が安心の場だった。
静かなのがよかった。自分の世界を保ちたかった。
5年生の頃、学校を休む日もあったけど
友達が、休んだ日でも遊びに来てくれるのが
すごく救いだった。
この頃は、まだ学校に行かなければいけないと
思っていたから学校との繋がりがもててよかった。
それに、友達と何かしたいという思いはあったし、
それは、学校に行ってない今でもある。
6年生にマレーシアに行ったのは
ものすごくよかった。
日本以外の世界を知ること、
他の道もあるんだと思ったら
気持ちが本当に楽になった。
ママが変わったことで色々な大人に
会わせてくれるようになった。
タブレットを使って、ゲームしたり動画を
作ることもできるようになった。
ママの変化は俺にとってすごく
大きかったと思う。
自分が不登校になったことで
周りの人に申し訳ないという気持ちはある。
パパとママの子どもが、こんな不登校児で
ごめんと思ってる。
でも学校は行かない。
俺はそっちを選択してるから。
私は、子どもに罪悪感を持たせて
しまっていることが申し訳ないと思っています。
学校に行かないことを責めた時期が長いですし
理解してもらえない親族の
目を気にしていたこともあります。
でも、周りの目を気にしてわが子の
幸せを応援してあげられないことほど
不毛なことはないな・・・と思いました。
子どもの選択は、時に親が考えている範疇を
超えることがあります。
その時に、親がどのように対応するのか・・・
それは、親の価値観や状況によって大きく変わります。



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