Wordpressについて簡単に解説します。

sakuponです。

今回は私がサービスとして提供しております、

Wordpressによるサイト制作について解説していきます。

まずはじめに「サイト制作」というとどのようなイメージをお持ちでしょうか？

サイト制作に触れることが初めての方はコードを直接打つ方法や制作ツールを使う方法などが思い浮かぶでしょうか？

サイト制作は大まかに分けると3つの方法があります。

①ホームページビルダーやSiriusなどの「制作ツール」を使って制作する。

②HTMLやCSSなどの言語を使用して0から「打ち込んで」制作する。

③ペライチやWIX、Wordpressなどを使用して制作する。

このうち③番が私が提供しているサービスとなります。

Wordpressとは？

Wordpressはとても簡単に言うとWEB上で管理・更新が出来るサイト制作システムのことです。

通常HTMLやCSSといった言語を使ってページを作った場合は一つのページ単位でデータを管理をする形となります。

Wordpressはシステムを使って画像ファイルやテキストデータ、テンプレートのデータなどを一元管理をすることができるため、専門知識がなくてもページの更新や管理ができるというメリットがあります。

ココナラでサービスを提供するにあたって大事だと思ったのは「初心者の方でも安心して更新ができるサイト」です。

HTMLやCSS、Javascriptなどの言語を使ってサイトを構築し、初心者の方にサイトを提供できたとしても、所有者本人が管理することが出来なければ更新の度に依頼をしていただく必要があります。

それでも良いという方はいらっしゃいますが、小さな更新でも毎回のように依頼する必要があるのはサイトを持ち続けるモチベーションや意味を見出しにくくなってくると思っています。

特に初心者の方は「自分だけ(オリジナル)のサイトを持ちたい・持ってみたい」という理由を持って依頼してくださる方が多いです。

そんな中でランニングコストが多くかかる方法での提供は購入を検討する方からしてもハードルが高いですよね。

Wordpressの場合はサイトを持つために最低限必要な

レンタルサーバー（ファイルなどを管理する場所）

独自ドメイン(サイトURL)

この二つがあれば制作が可能です。

ランニングコストはそれぞれの契約にかかる費用のみです。

レンタルサーバーであれば一つのサイトを持つだけなら月に500円から1000円程度のお支払い。

独自ドメインならサイトURLの末尾(.comや.netなど)によりますが、一年で1000円程度です。

そのため、Wordpressなら維持費もあまりかからずに初心者でも追加・更新ができるサイトを持つことができるという訳です。

魅力①レスポンシブデザインのサイトを持つことができる

Wordpressはデータベースにデータを保存しているため、Wordpress上でページや画像をアップロードすれば、自動でスマートフォン対応させることが可能です。

スマホ対応がされているデザインのことを「レスポンシブデザイン」と言います。

現在はレスポンシブデザインのサイトを持つことが主流とされているのでスマホページの作成をないがしろにすることはできません。

しかし、HTMLという基本的な言語で１から作ったサイトやページをスマホ対応させるためにはスマホ用に新しくページを作る必要があります。

HTMLサイトの場合は単純に作成作業が倍になってしまうため、簡単にスマホ対応させることができません。

その点、WordpressではPCで見たときはPC用のテンプレートを参照し、スマホで見たときはスマホ用テンプレートを参照するといった動的な処理を行うことができます。

そのため、細かい調整は必要ですが、基本的には１つページを作成すればPCでもスマホでも見られるページが出来上がるということになります。

魅力②テーマの存在で様々なデザインを実現することができる。

Wordpressにはテーマというテンプレートが存在しています。

Wordpressをインストールした最初の状態はデフォルトテンプレートが設定されていますが、そこから自分好みのテーマをインストールすることが可能です。

テーマとはデザインや機能がひとつのセットになっているもので、Wordpressの管理画面のテーマという項目から見ることが可能です。

例えば、ブログを作成したいときにおすすめしたいのはCocoonというテーマです。

Cocoonは国産の無料テーマとなっており、シンプルでありながらブログ向けのデザインや機能が揃っています。

また、カスタマイズ性も高いのでカスタマイズが出来るのであればコーポレートサイトまで作ることが可能です。

テーマには無料のものと有料のものが存在しており、有料のものはそれだけクオリティが高かったり、機能が豊富だったりします。

有料テーマで有名なのはTCDテーマですね。

ぜひ一度検索してみてください。

とてもクオリティの高いテーマが豊富です。

テーマがあるおかげで初心者の方でも比較的簡単にサイトを持つことができ、私たちサイト制作者からしてもテーマを基準にデザインをご提案できるため「イメージと違った」という結果になりにくいメリットがあります。

どのようなサイトにすれば良いか分からないという方も、まずはおすすめテーマの一覧を見てみたり、有料テーマを見ていただくとイメージがつかみやすいかと思います。

お見積りの際も「このテーマを使いたい」「このテーマに寄せてほしい」「こんなサイトに寄せて作ることができるテーマはないですか？」

などを提示していただければ助かります。

魅力③Wordpressは全体のシェアを大きく伸ばしているから情報が非常に多い。

サイト制作・運営が初めての方は「Wordpress」という言葉自体、はじめてきいたという方もいらっしゃると思いますが、実はWordpressによってつくられたサイトというのは全ウェブサイトの40%以上というデータが出ています。

他にもサイト制作のシステムやツールは存在していますが、Wordpressはその他を寄せ付けないシェアを誇っています。

WIXやShopifyなど聞いたことがあるような制作システムやツールもありますが、データを見てみるとWIXは全体の1.8%、Shopifyは全体の4.2%程度となっています。

それだけWordpressが入りやすく、長く使っていけるシステムであることがお分かりいただけるかと思います。

また、シェアが多いということは情報も多いというメリットがあります。

使ってみて、

「これってどうやるの？」

「ここが分からない！」

「みんなはどんなサイトを作ってるの？」

など、知りたいことがあったときに大抵のことは調べればすぐに出てきます。

そのため、初心者でも安心して情報を手に入れながら運用ができるという点も大きいです。

私自身、Wordpressを長年使用してきましたが、サイトを始めて持ってみたいと思う方には必ずWordpressをお勧めしています。

多少脱線します。レンタルサーバーや独自ドメインはなにを選べばよい？

まとめの前に「Wordpressが良いことは分かったけれど、必要なレンタルサーバーや独自ドメインは何を選べばよいの？」

ということについて触れていきたいと思います。

購入者の方にお願いしているのはWordpressサイトを持つために必要なレンタルサーバーと独自ドメインの契約です。

実はレンタルサーバーと独自ドメインには非常に多くの種類が存在しており、何も知識がない方が選ぼうとしても難しいです。

私にお問い合わせをしてくださる方の中にも「レンタルサーバーと独自ドメインのおすすめはありますか？」「何を選べばよいかわかりません。」「このレンタルサーバーはどうでしょうか？」

などのようにレンタルサーバー関係の質問を多くいただきます。

そういった質問を受けて私が何を基準に回答させていただいているのかというと、「キャンペーンの有無」と「どのようなサイトを予定しているか」の二つです。

①キャンペーンの有無

レンタルサーバーには多くの種類があるとお伝えしましたが、実際に契約いただいているレンタルサーバーは片手の指で数えることができるぐらいの数しかありません。

その理由は個人利用の場合、必要なスペックを持っていて価格に対して優秀なレンタルサーバーが少ないという点とキャンペーンが行われていてお得に利用が始められるものが少ないという二つの点が大きいからです。

上記の条件を満たすレンタルサーバーは非常に少なく、ほとんどの場合1~2つのご紹介で納得いただいています。

そのうちの一つはキャンペーンを行っていることが多く、かなりお得に契約をすることが可能です。

それがXserver(エックスサーバー)です。

エックスサーバーは月額1000円程度で非常に優秀なスペックを持っており、1~複数サイトを持っても十分な処理速度、定期的なアップデートが行われているレンタルサーバーです。

個人的には初めてサイトを持つのであればこちらのレンタルサーバー一択でおすすめしています。

また、魅力的なのはキャンペーンです。

日付によって内容は変わりますが、よくあるキャンペーンのうち「永久無料ドメイン」というものがあります。

こちらは条件を満たして契約すると、サーバーを維持している間永久にドメイン代金が無料になるというものです。

エックスサーバーはドメインサービスも同時に展開しており、ドメインとレンタルサーバーを一括で管理ができます。

それに加えて永久無料のドメインが付いてくるので、実質レンタルサーバーの維持費のみで運営が可能になります。

②制作予定のサイトに関して

通常のブログやコーポレートサイトであれば、Wordpress対応のレンタルサーバーなら基本的には問題ありません。

あとはサイト表示スピードやその他の重要事項(価格など)に目を向けていただければ大丈夫です。

通常のサイトではなく、例えばECサイトの制作や動画のギャラリーサイトなどを作る予定の場合は低いスペックのレンタルサーバーはおすすめできません。

EC機能を追加する場合は単純に標準機能に対してECのシステムを追加する形になりますので、要求されるスペックも上乗せする必要があります。

Wordpress用のEC機能追加プラグインである「Welcart」が推奨している基準は月額1000円程度のスペックとなっています。

こちらに関してもエックスサーバーであれば条件を満たしています。

レンタルサーバーについてのまとめ

前提としてWordpress対応をしていることが条件となりますが、キャンペーン次第ではエックスサーバーを推奨します。

サイトが遅くても安いものがよければロリポップとムームードメインの組み合わせなどがおすすめです。

契約を考えている方は必ずキャンペーンの有無や内容を確認してみてください。

思わぬお得が転がっているかもしれません。

最後に

今回このような記事を書いた理由はとても単純で、「お問い合わせをしてくださる方の中にWordpressについて全く知らない方がいらっしゃるから」です。

分からない方ももちろん歓迎ですので、出来るかぎりサポートをさせていただいておりますが、せっかく興味を持っていただいたのなら概要だけでもしっていただきたい。

そんな思いで書くことを決めた次第です。

Wordpressはこれからサイトを持ちたいという方にはもってこいのシステムです。

当記事をきっかけにサイトを持つ第一歩を踏み出していただければ嬉しいです。

何かありましたらお気軽にご連絡ください。

以上、sakuponでした。