ブレイキング・バッドから学んだ、人間関係の極意

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ビジネス・マーケティング
ぷれぜん仙人です、

お正月もあっという間に過ぎ去って
いきましたがいかがお過ごしでしょうか?

今年の年末年始は、

「過去最高に家にいた」
という方が多いと思います。

私は当然そういう状態でしたが、
暇をもて余してNetflix三昧でした。笑

”ブレイキング・バッド”にハマって
一気に見ていました。
(今さら感はハンパないのですが・・・)

今日はこの”ブレイキング・バッド”
を通して私が感じた、

「人間関係の極意」

について書いてみようと思います。

とても人気の作品なのでご存知の方も少なくない
と思いますが話の粗筋としては、

ーーー
くそ真面目な50歳の高校の化学教師であった
主人公ウォルターが、肺癌で余命宣告を受ける。

「家族に遺産を残す」という目的から
麻薬の製造・販売に乗り出し、

街の半グレや、マフィアの親分とも
戦いながらとんでもない”悪党”にのし上がる。

しかし、最終的には最も大切にしていた
家族からの信頼も、苦労して稼いだ巨額の
お金も、何もかもを失う・・・
ーーー

という波乱万丈のストーリーです。

この作品の大きな特徴として、

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主人公がとんでもないクズ人間
============================

であることがあります。笑

ふつう、主人公ってもっと好意的に
描かれるものだと思うんですが、
いや、本当にすごいクズで。。。

ーーー
・基本的に自分の利益”のみ”を考えている
・一見、理性的に見えるが、すごく感情的
・呼吸するように嘘をつき、人を裏切る
・目的達成のためには手段を一切選ばない
・人の命をゴミクズのように扱うサイコパス
ーーー

という、

人間としてこんな反面教師は
見たことがない!

というひどい人間像で描かれています。

しかしながら、

先が全く予想できない抜群のシナリオと、
主人公以外もほぼ”マトモな人間”がいない
ユニークなキャラクターの織りなすドラマに
ついつい引き込まれてしまい、

”麻薬中毒”のように次の話が見たくなって
しまう強力なパワーがあります。

このウォルターのしょっちゅう
出てくる口癖が、

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「すべては家族のためにやったことだ」
「他に選択肢がなかった」
============================

です。

ウォルターは基本的に、

・嘘をつくことも
・麻薬を作ることも
・邪魔な人間を排除(殺す)ことも

「悪いことをしているという意識がない」

のです。

なんなら、自分自身を

「自己犠牲の人」

くらいに思っている節すらあります。

人間関係の名著『人を動かす』
の中に出てくる一節で、

ーーー
人間はどんな悪人、殺人鬼であっても
自分を善良なる人間であると思っている
ーーー

というものがありますが、
まさにそうだ!

と思える非常に勉強になる
人間ドラマでした。

そう、私たちは基本的に
自分を正当化し、悪いと思いません。

ウォルターのような
クズ人間ですらそうなので、

”ふつうの人”は言うまでもなく!
という感じです。

なので、『人を動かす』の
中に出てくるように

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人を非難することは百害あって一利無し
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というのは、まさしく至言だな〜
と思います。

人間は基本的に自分を悪いと思わない!

そんなことを
”クズ人間”ウォルターを見ながら

しみじみと思いました。

他人を責めたくなったら、
これからはウォルターのことを
思い出して、

「自分にできることは何か?」

を考えてみようと思います。


ぷれぜん仙人

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